GoogleやFirefoxによると、WoSignは不正な証明書を発行していたことが判明。別の認証局のStartComを買収していたことも隠して「ブラウザコミュニティをあざむこうと画策した」とされる。 中国の認証局WoSignと傘下のStartComが不正な証明書を発行していたことが分かったとして、米MozillaやGoogle、AppleがそれぞれのWebブラウザで両社の証明書を信頼できない証明書として扱うと表明した。 Googleは10月31日のブログで、Chrome 56(2017年1月にリリース予定)以降のバージョンではWoSignとStartComが10月21日以降に発行した証明書を信頼できる証明書として扱わないと表明した。 それより前に発効された証明書については当面の間、条件付きで信頼するが、そうした例外は両社の証明書を使っているWebサイトに対して信頼できる別の認証局への移行