女性アイドルたちとファンとの交流で問題点が浮かび上がっている。ファンによるセクハラやアイドルによるファンへの色仕掛け――。主催者や運営側はトラブルが起きないよう神経をとがらせている。 AKB48のメンバーが握手会で襲われ負傷した事件はファンや関係者に衝撃を与えたが、こうした“会いに行ける身近な”女性アイドルたちとファンとの交流では、事件を機に警備面以外でもさまざまな問題点が浮かび上がっている。ファンがアイドルと接触する機会を狙ってセクハラやストーカーまがいの行為に走ったり、逆にアイドルが自分を売り込むためファンの男性の身体を触るなど“色仕掛け”に出たり…。イベントやグループによってはそんな問題行動も目立つといい、主催者や運営側はトラブルが起きないよう神経をとがらせている。 ファンが増えれば“招かれざる客”も AKBグループが牽引(けんいん)する形で、今やアイドル市場はバブルのごとく過熱・沸