Appleが、Frederic Jacobs氏を雇用した。同氏は、国家安全保障局(NSA)を内部告発したEdward Snowden氏愛用の暗号化チャットアプリ「Signal」の「iPhone」版と「Android」版の開発に貢献した主要な開発者の1人だ。 Jacobs氏は、ベルギー生まれのプライバシー擁護活動家で、暗号技術に詳しいプログラマーだ。同氏は、2016年夏にインターンとしてAppleに加わり、「Core OS」セキュリティチームで働く。Jacobs氏は米国時間2月25日、Appleで働くことを「Twitter」で発表した。 Core OSは、「OS X」と「iOS」を構成するレイヤーで、iOSでは、iPhoneが外部のハードウェアと接続する際、アプリのセキュリティ管理に利用されている。 Jacobs氏はインターンにすぎないが、AppleがiPhoneの暗号化をめぐって米国の国会