身体の動きによって音を奏でる、そんな未来のガジェットがソニー「MOTION SONIC PROJECT」として、「TOKYO DESIGN WEEK 2016」で披露された。リストバンドとモジュールを組み合わせた形で、装着して腕を動かすと、速度や腕の振りによって音が変化する。動く度に全身から音が流れ出す感覚が味わえる。 MOTION SONIC PROJECTは、ソニーの若手エンジニアが「人と音の関係をリデザインする」をコンセプトに開発したもの。TOKYO DESIGN WEEK 2016で多くの人に触ってもらうことで、その可能性を探っていきたい」とソニーのブランド戦略部ブランドアクティベーション課統括課長の谷本尚遂氏は現状を話す。 音はPCの音楽ソフトウェアで作り、キラキラした「シャリーン」や、力強さを感じさせる「ビュッ」など現在は4パターンほどを用意。センサが高さや動きを感じ取り、動き