花粉を一撃、生活5大臭を分解、脱臭できる「ナノイーX」を開発 パナソニックは、山形大学工学部電気電子工学科教授の東山禎夫氏と共同で、OHラジカル生成量を従来比10倍とした高機能帯電微粒子水「ナノイーX」デバイスを開発。その仕組みや効果などについて説明した。 パナソニック アプライアンス社技術本部ホームアプライアンス開発センター所長の本橋良氏は「近年は花粉、PM2.5の飛散量増加やアレルゲンの浮遊など、空気環境にまつわる社会的な不安が増大しているが、ナノイーXにより、屋内空間における空気の浄化効果や、脱臭効果をさらに向上させられる」という。 OHラジカル生成量を従来比10倍としたことで、10を意味する「X」を名称に使った。 スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなど、日本全国の主な花粉11種に対して、ナノイーXを曝露し、電気泳動法で分解効果を検証したところ、無力化することを確認。1年を通じて日本全