小田急電鉄は10月20日、東京と箱根を結ぶ特急ロマンスカーの新型「70000形」を、2018年3月から運行すると発表した。先頭車両には、ロマンスカーのシンボルとなっている「展望席」を16席設ける。車両側面には高さ1メートルの窓を採用し「流れ行く沿線の風景が楽しめる」という。 車両の左右の振動を抑える装置「電動油圧式フルアクティブサスペンション」を搭載し、乗り心地を向上させるほか、訪日外国人向けにスーツケースなどの荷物を収納できるスペースや、車内Wi-Fiサービスも用意するという。 このほか、出入り口と客室内に防犯カメラを設置したり、案内用の点字、電動車いすに対応したトイレや乗車スペースを整備したり――と、安心・安全面の工夫も凝らすとしている。 関連記事 京急電鉄、ボックス席にコンセント導入「新1000形」 11月から運行 京急電鉄が、コンセント付きのボックスシートを備える車両を11月に導入
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