Googleは2015年、「Android」向けセキュリティの取り組みを強化したが、同社のセキュリティ年次レポートでは、今後もパッチの適用が課題であり続ける可能性の高いことが明らかになった。 2015年に発見されたバグ「Stagefright」を受けて、GoogleはAndroid向け月例パッチの公開とAndroidのバグ発見報奨金プログラムを開始した。 どちらも、Androidのエコシステムにおけるセキュリティの状況にプラスの効果をもたらした。群を抜いて大規模なAndroidベンダーであるサムスンは、「Galaxy」の一部モデルをもっと定期的にアップデートするようになった。 LG、BlackBerry、ソニーもこれにならった。しかし、Googleが「Android Security 2015 Year in Review」で指摘しているように、世界で利用されているAndroidデバイス6