Googleはロシアで独禁法違反の指摘を受けている問題で、上訴を退けられた。同国の連邦反独占庁(Federal Antimonopoly Service of Russia:FAS)は、Googleが「Android」の独占的地位を利用して自社のアプリやサービスをユーザーに強制し、競争を阻害したとしていた。 モスクワの仲裁裁判所は現地時間3月14日、次のように述べた。「訴訟の審理中、FASの委員会は、Googleがロシア連邦向けに発売されるAndroid OS搭載のモバイルデバイスにプリインストールさせる目的で、モバイルデバイスメーカーにアプリストアの『Google Play』を提供していることを確認した。アプリストア提供の条件には、Googleのアプリと同社の検索エンジンをプリインストールし、モバイルデバイスのメイン画面に配置することを義務付ける内容が含まれている」 今回の控訴審の裁定に