マルチタッチテクノロジについて幅広い適用範囲を持つAppleの特許の1つが、米特許商標庁(USPTO)による再審査で暫定的ながらも無効と判断された。 Foss Patentsブログが指摘した文書によると、USPTOは、タッチスクリーンデバイス操作に関わるAppleの特許に含まれる20件のクレームすべてを無効と判断した。 この判断は米国時間12月3日に下されているが、最終的なものではない。 Appleの特許がUSPTOの再審査で無効と判断されたのは今回が2度目だ。Appleのラバーバンド効果(最後までスクロールしたページがはね返るような動き)を適用範囲とする同社の特許についても同様の判断が10月末に下されており、不服申し立てが行われている。 注目すべきは、Appleの共同創設者である故Steve Jobs氏の名が、筆頭発明者として他の24名とともにこの特許(米国特許番号7479949)に記載