Appleは米国時間10月8日、ユーザーのプライバシーを侵害する可能性があるとみなした複数のアプリを同社のApp Storeから削除した。 問題のアプリの多くは、広告ブロック機能を採用したものだ。これらのアプリでは、ルート証明書をインストールすることで、アプリ内の広告をブロックできるようにしている。しかし、ルート証明書を使用すると、ユーザーの個人情報にサードパーティーがアクセスすることも可能になる。 Appleの広報担当者は、次のように述べた。「ルート証明書をインストールする複数のアプリをApp Storeから削除した。ルート証明書は顧客のネットワークデータの監視を可能にするもので、SSL/TLSのセキュリティを低下させることに利用されるおそれがある。現在、それらアプリの開発者と協力して、顧客のプライバシーとセキュリティを危険にさらすことなく、アプリを早期にApp Storeへ復帰させられ