スマートフォン事業の不振が続くBlackBerryは、Googleの「Android」ソフトウェアを命綱に再起を図るつもりだ。 BlackBerryは、同社がAndroid搭載スマートフォンを開発していることを認めた。独自のソフトウェアを採用するという、同社がこれまでとってきた戦略からの大きな転換だ。「Priv」という端末が発表されることはかなり以前からうわさされてきた。Androidを採用することで、「Google Maps」など人気の高いものを含めて主要な消費者向けアプリがないという、BlackBerryソフトウェアの最大の問題の1つが解決される見込みだ。 最高経営責任者(CEO)のJohn Chen氏は米国時間9月25日、アナリストらとの電話会議で、「これは、物理的なキーボードが懐かしいが、今所有しているアプリを気に入っているという、元BlackBerryユーザーに対する答えだ」と述
名称の「PRIV」は「PRIVacy(プライバシー)」と「PRIVilege(特権)」に由来し、「あなたのプライバシーはあなたの特権である」という意味を持たせたという。 BlackBerryは企業向けのモバイルセキュリティサービスに注力しており、4日にはMDMを手掛ける米Good Technologyの買収を発表した。PRIVは「BlackBerryのセキュリティおよび生産性とAndroidのモバイルアプリエコシステムの融合」だとしている。 また、PRIVのユニークなところは、AndroidエコシステムにBlackBerryのセキュリティと生産性の最善の部分を提供するためにGoogleと協力しているところだとも説明する。PRIVは同社の企業向けMDM「BES12」上で提供する「Android for Work」をサポートする。 現在Android端末でスライドキーボードを搭載するモデルは他
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