Dellは最近、スイッチ用OS「Dell Networking OS10」(OS10)を発表した。専用機器におけるハードウェアとソフトウェアの分離というアプローチは、業界初というわけではないが、未来のユースケースとして興味深いものを持っている。 従来型のネットワーク機器は少しずつ数を減らしつつある。従来型のネットワーク機器ベンダーは長い間、プロプライエタリなハードウェアとプロプライエタリなソフトウェアを組み合わせることで、最高のパフォーマンスと価値を顧客にもたらせるという姿勢を固持してきた。しかしこの考え方は、徐々にディスアグリゲーテッド(分離)型のモデルに取って代わられつつある。 Dellは2014年、ハイパーコンバージド市場とソフトウェア定義ネットワーク(SDN)市場への参入を発表した。また最近、Juniper Networksはホワイトボックスハードウェア上や仮想環境上で「Junos
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