アメリカの著名な投資週刊紙、『バロンズ』は半年に1回機関投資家に調査票を送付し相場観についてアンケートを取ります。 この調査のことを「ビッグマネー投票」と呼び、今回は9月27日(マーケットは大底に近く、市場のセンチメントが悪い時でした)に送付されました。 以下はそのアンケート結果のごく一部の抜粋です。 まず欧州連合(EU)は存続できるか?という問いに対しては88%がYESと答えました。 次に通貨の見通しです。このアンケートの回答者は米国の機関投資家ですのでいずれもドルから見た場合の通貨の見通しになります。ユーロは強くなるという回答が大変多かったです。また円についても強含むという意見が多かったです。 次に商品相場ですが金については以前より弱気が増えています。 QE3(追加的量的緩和政策第3弾)について、それを実行すべきか?という問いに関しては多くの機関投資家が実行すべきではないという意見を持