脆弱性を悪用された場合、クロスサイトスクリプティング攻撃(XSS)を仕掛けられたり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。 MozillaのWebブラウザFirefox 16のセキュリティアップデートとなる「Firefox 16.0.2」が10月26日に公開された。複数の深刻な脆弱性に対処している。 Mozillaのセキュリティ情報によると、Firefox 16.0.2ではLocationオブジェクトに関連する3件の問題が修正された。これら脆弱性を悪用された場合、クロスサイトスクリプティング攻撃(XSS)を仕掛けられたり、任意のコードを実行されたりする恐れがあるという。 法人向け延長サポート版の更新版となる「Firefox ESR 10.0.10」や、「Thunderbird 16.0.2」「SeaMonkey 2.13.2」なども同時にリリースされ、同じ脆弱性に対処している。