Androidをroot化して不正なアプリをインストールしてしまうモバイルマルウェア「Godless」が見つかった。 Trend Microは6月21日、Androidをroot化して不正なアプリをインストールしてしまうモバイルマルウェア「Godless」が出回っているのを発見したと伝えた。バージョン5.1(Lollipop)までのAndroidが標的とされ、全Android端末のほぼ90%が影響を受けるとしている。関連の悪質アプリはGoogle Playでも見つかっているという。 Trend Microのブログによると、Godlessはさまざまな脆弱性を突いてAndroidをroot化し、リモートからの命令を受信してアプリを密かにインストールさせる。悪用されれば迷惑広告が表示されたり、バックドアが仕込まれたりする恐れもある。 最近になって出現した亜種は、リモートのサーバから不正な機能を取