国鉄の分割民営化でJR7社が発足してから30年を迎える。次の30年を見据え、企業として成長を続けるには海外での事業展開も選択肢の1つだ。主力の鉄道事業で、各社は運行管理システムや保守などの技術支援、そしてコンサルティング業務を手掛けている。先行する東日本旅客鉄道(JR東日本)と東海旅客鉄道(JR東海)の取り組みを追った。 2016年8月。タイ・バンコクで新しい都市鉄道がお目見えした。北西部の郊外にあるバンヤイ地区と、北部のバンスー地区を結ぶ「パープルライン」だ。16の駅があり、走行距離は約23km。東日本旅客鉄道(JR東日本)が事業に参画した。 車両や信号メンテナンスを請け負う JR東日本は丸紅、東芝との共同出資会社をバンコクに設立。この会社がパープルラインの車両や信号、地上設備などのメンテナンスをトータルに請け負う。JR東日本の子会社、総合車両製作所はパープルライン用の車両を新造、供給し
JRグループは1月5日、「青春18きっぷ」の利用者が北海道新幹線に乗れるようにする専用の「オプション券」(2300円)を発売すると発表した。券を別途購入して利用することで、本州と北海道を結ぶ北海道新幹線を1枚につき片道1回利用できるようにする。 青春18きっぷは1万1850円で、1枚につき5日分、全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席などが乗り放題になる。 本州と北海道を青函トンネルで結ぶ津軽海峡線は、特例として特急・急行列車の自由席を利用できたが、3月26日の北海道新幹線の開業後は、青函トンネルを通る旅客列車は北海道新幹線のみになり、青春18きっぷでは利用できなくなる。このため、JRの対応が注目されていた。 オプション券で北海道新幹線に 北海道新幹線の開業後は、青春18きっぷの利用者のみ使える「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」(大人・子どもとも2300円)を発売することで対応
私は旅行が趣味で、乗り物に乗ることも多い。基本的には普通席で満足しているが、時には自分へのご褒美や、目を養う勉強として上位のシートに座ってみることもある。そのような中で、JR東日本の新幹線のグランクラスと、JALの国内線ファーストクラスを比較して気が付いたことがある。 料金はほぼ同じ JALのファーストクラスは羽田発着の主要航路を中心に設定されており(羽田⇔札幌、羽田⇔福岡等)、区間に関わらず、普通運賃に対し一律プラス8,000円である。 JR東日本のグランクラスは距離に応じて料金が異なるが、おおむね、普通車指定席の特急料金に対しプラス8,000円から10,000円程度となっている。 すなわち、両者の料金はほぼ同等ということが言えるわけだが、私はどうもグランクラスを割高に感じてしまうのだ。 そこで、その理由をいくつかの角度から考えてみることにした。 乗車中(搭乗中)のサービスは
12月3日からJR 6社のデジタルサイネージ連動がスタートし、合計308面を連携させた広告放映が可能となった。エリアはJR北海道(JRタワー内16面)・JR東日本(14駅160面)・JR東海(2駅46面)・JR西日本(5駅64面)・JR四国(1駅2面)・JR九州(1駅20面)で、それぞれ設置されたデジタルサイネージが連携するネットワークとなる。 これまで2012年7月から5大都市圏のデジタルサイネージのネットワークセットを販売していたが、JR6社エリアのデジタルサイネージを連携した企画商品は今回が初めて。それぞれ北海道ジェイ・アール・エージェンシー、ジェイアール東日本企画、ジェイアール東海エージェンシー、ジェイアール西日本コミュニケーションズ、ジェイアール四国企画、JR九州エージェンシーの6社が連携して放映する。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く