Mozilla Foundationは12月1日(現地時間)、2015年の収支を報告した。2014年11月に発表した検索パートナー戦略の変更が奏功し、売上高は前年比28%増の4億2128万ドルだった。 Mozillaは2014年11月、米Googleとの契約期間終了に際して検索パートナー戦略を変更し、デフォルト検索エンジンを世界で共通化せず、国ごとに新たなパートナー契約を結んだ。米国では米Yahoo!と5年間の提携契約を締結した。 2014年同様に総売上高のほとんどがロイヤルティ収入で、さらにそのほとんどは検索パートナーからだった。ロイヤルティ収入が売上高全体に占める割合は前年より1ポイント増え、99%だった。 Mozillaはロイヤルティ以外の収入源確保を模索し、2014年にはタイル型広告のテストを開始したが、2015年12月には終了している。 米分析会社Net Applications