印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます NECは3月7日、長岡技術科学大学の協力により、人間の耳穴の形状によって決まる音の反響を用いた、新たなバイオメトリクス個人認証技術を開発したと発表した。 今後、同技術を重要インフラ施設の保守・管理や警備など安全や安心に関わる業務でのなりすまし防止や、無線通信・通話における内容の秘密保持、医療現場など移動中や作業中の認証、さらに、特定の人向けや特定の場面での音声ガイドサービスなどへの応用を視野に発展させ、2018年度中の実用化を目指す。 同技術は、耳に装着したマイク一体型イヤホンを用い、耳の穴で反響したイヤホンの音をマイクから収集することで、個人特有の耳の形状によって決まる音響特性を1秒程度で瞬時に測定する。音響特性から個人の判別に有効な