ChipSIP Technologyは8月25日、台湾市内のオフィスで日本メディア向けに、AR市場の今後の見通しや自社製品を紹介する説明会を実施した。 世界中で大人気の「Pokemon GO」。台湾でも日本に負けない熱狂ぶりで、台湾ChipSIP Technologyプレジデントのジョージ・タイ氏もAR技術の応用事例の1つとしてプレゼンテーションで取り上げた。 2002年に起業したChipSIP Technologyは、これまでカメラ、GPS、通信などの各種モジュールやチップセットの開発を手がけてきた。小型モジュールやチップセットの開発で培ったノウハウを武器に、近年同社が注力しているのが、ARスマートグラス製品群だ。メガネのサイドフレームのようなわずかなスペースにGPS、Wi-Fi、Bluetooth、センサ、タッチスクリーン、メモリ、カメラ、マクロディスプレイなどを実装したARスマートグ