SAP、「SAP Cloud Platform」にクラウドの名称変更。iOS用SDK、IoT対応、仮想マシン、API群など汎用PaaS型クラウドサービスとして訴求へ SAPは、これまで「SAP HANA Cloud Platform」としてきた同社のPaaS型クラウドサービスの名前を「SAP Cloud Platform」へ変更すると発表しました。 同社はこれまでインメモリデータベース「HANA」のブランド名を、クラウドサービスや新版ERPの「S/4 HANA」などに先進的な技術を示すキーワードとして組入れてきました。 今回、そのHANAをクラウドサービス名から取り去り、「SAP Cloud Platform」へ変更する背景には、IoTやモバイル対応などを幅広くカバーするクラウド展開を訴求することで、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するという戦略を示す狙いがあると考えられます。