3.5GHz帯は、2014年12月に総務省から開設計画の認定を受けた新たな周波数で、ドコモは2016年6月に受信時最大370MbpsへPREMIUM 4GTMを高速化させることを目標に、高度化C-RAN技術をベースにTDD方式とFDD方式のキャリアアグリゲーション技術の開発を進めてきた。 同社は2月に屋外環境での通信試験を行っており、このとき受信時340Mbpsのデータ通信に成功したことで、サービス展開後の通信速度の高速化の実現性を確認できた。 今回の3.5GHz帯を利用した受信時最大370Mbpsの通信サービスは、通信トラフィックがひっ迫しているエリアから導入を計画しており、駅周辺や大規模商業施設等の通信トラフィックが多いエリアにおいても、より快適で安定した高速通信を利用可能となる。