「Snapchat」を手掛けるSnapの新規株式公開(IPO)に際して、NBC Universal(NBCU)が5億ドルを出資していたことが、NBCUの最高経営責任者(CEO)を務めるSteve Burke氏の書簡で明らかになった。 米国時間3月2日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でSnapのIPOを待つトレーダーたち 提供:Drew Angerer, Getty Images 「デジタルコンテンツの消費が増えるなか、われわれは積極的であり続ける。Snapのように先見性があってダイナミックな企業に、この段階で出資する機会はめったにない」(Burke氏) CNBCの記事によると、NBCUは米国のメディア企業としては唯一、SnapのIPOに出資したという。ただし、NBCUは最近、BuzzFeedに4億ドル、Voxに2億ドルと、デジタルメディアへの出資を続けてきた。NBCUはケーブルテレビ大
「Snapchat」を提供するSnapが米国時間3月2日午前に上場した。ここ数年間で最も注目を集めたハイテク企業によるIPO(新規株式公開)の1つとなった。 米国東部時間午前11時30分より少し前に取引開始されたSnap株の初値は、公開価格の17ドルを41%上回る24ドルだった。創業から6年となる同社に対する投資家らの期待を強く示す結果となった。終値は24.48ドルとなり、公開価格を44%上回った。 共同創業者で最高経営責任者(CEO)のEvan Spiegel氏と最高技術責任者(CTO)のBobby Murphy氏が、ニューヨーク証券取引所で取引開始のベルを鳴らした。ティッカーシンボルは「SNAP」。 Snapchatは若者の間で人気だ。comScoreによると、米国の18~24歳の70%近くがSnapchatを使用するという。また、1億5000万人を超えるユーザーがSnapchatを毎
米国時間3月1日、「Snapchat」を提供するSnapの新規株式公開(IPO)価格が1株あたり17ドルに設定された。このIPO価格から換算した時価総額は約240億ドルとなる。株式の取引は3月2日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)において「SNAP」のティッカーシンボルで開始される。 SnapはIPOで約30億ドルを調達する見通し。この資金を人員の増加や企業買収などに投じる計画だ。Snapが2月に提出した書類に基づくと時価総額は195億ドル〜222億ドルになるとみられていたが、IPO価格から換算した時価総額はそれを上回っている。 ロサンゼルスに拠点を置くSnapにとって、NYSE上場は新時代の幕開けを告げるものだ。同社は当初、自らの価値を認めさせる戦いを強いられた。スタンフォード大学を中退した26歳のEvan Spiegel氏によって開発されたSnapchatは、一定時間経過後に自動消滅
「Snapchat」を提供するSnapは米国時間2月16日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)の詳細を記載した改訂書類を提出した。同社は、最大2億3000万株を売り出す計画で、仮条件は1株あたり14~16ドルになるという。これによってSnapは最大36億ドルを調達することになる。仮条件での評価額は195~222億ドルと、同社の以前の見積もり評価額である200~250億ドルと比べると、下方側に落ち着く見通しだ。 ロサンゼルスを拠点に5年前に創業した同社は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)にティッカーシンボルSNAPで上場する予定で、この数年間の技術企業によるIPOとしては最大規模になる見込みだ。
「Snapchat」の提供元であるSnapが新たな人事を予定している。Snapは、2017年内に実施するとみられる新規株式公開(IPO)に向けて準備を整えているようだ。ソニーの映画、音楽部門であるSony Entertainmentの最高経営責任者(CEO)Michael Lynton氏がソニーの執行役を退任し、Snapの会長に就任するという。ソニーが米国時間1月13日に発表した。 26歳のEvan Spiegel氏が創業したSnapは、非常に高い人気を誇るソーシャルメディアアプリSnapchatを提供している。同社は早ければ3月にも上場を果たすとみられ、評価額は約250億ドルと報じられている。 「EvanやSnapchatとは初期の時代から関わりがあり、それ以降の成長を考えて、移行するべき時だと判断した」とLynton氏は声明で述べた。 Lynton氏は、最も初期の頃からSnapchat
ソニーは1月14日、映画・音楽事業の担当執行役であり、ソニー・エンタテインメントのCEOであるマイケル・リントン氏がソニーの執行役を2月2日付で退任すると発表した。半年後にはソニー・エンタテインメントおよびソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)のCEO、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのCEOからも退任する。 同氏は米Snap(旧Snapchat)の会長に就任する。 リントン氏の後任については、半年間かけて同社の社長兼CEO、平井一夫氏とリントン氏が人選に取り組む。この期間中、平井氏はソニー・エンタテインメントの会長兼共同CEOにも就任する。 リントン氏は発表文で、「13年間、ソニーそしてエンタテインメントの世界で才能と創造性にあふれた方々と共に働けたことを大変光栄に思っています。私は、Snapchatの初期の時代から創業者のエヴァン・スピーゲルCEOと同社と関わってきて
今回は、先ごろ株式公開の申請手続をしたと報じられたSnap(旧Snapchat)に注目したい。「Facebookがいま最も警戒しているライバルとはどんな相手か?」あるいは「メッセージサービスを手がけるソーシャルメディアがハードウェアを投入するとはどういうことか」といった関心から読んでもらえるとうれしい。 ラベル付けに困ってしまう不思議な会社 最近では「Miranda Kerr(人気ファッションモデル)のフィアンセ」として知られているらしいEvan Spiegelがスタンフォード大在学中の2012年に創業したSnap。当初は「なんだかわけのわからないもの」、つまりユーザー間でやりとりされた画像や動画が後に残らないアプリが「中高校生の間で大人気」といった感じで同社のサービス「Snapchat」を紹介していた記事が多かったと思う。またスマートフォンの存在を前提とした新手のサービスが次々と出てきて
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