ビジネス側とIT側双方の理解不足やコミュニケーションエラーが、企業でのSOA導入を遅らせる原因だという。お互いの歩み寄りが今後は必要となる。 企業内に散在するレガシー資産を再利用する手段、あるいは市場や経営環境など内外の急激な変化に追従するITインフラの切り札として注目されるSOA(サービス指向アーキテクチャ)。しかし、着手の遅れや推進に二の足を踏む企業も少なくないという。 コンポーネントスクエアが1月18日に開催した「丸山先生レクチャーシリーズ2007―2008」の第3回セミナー「SOAの現在」では、SOAに携わる識者たちがその課題を分析し、普及に向けた展望が語られた。 SOAへの批判は実践が始まった証拠 部門間ビジネスプロセスの自動化、コンポジットアプリケーションによるシステムのラッピング、ESB(Enterprise Service Bus)での異種混在なアプリケーションの統合を可能
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