ファクトが充実した読売、何を言いたいのかさっぱりわからない朝日ーー。4月21日に発足半年を迎えた高市政権をめぐる検証記事を読み解くと、部数トップと2位の新聞の政治報道の力量差が如実に表れていた。 多くの新聞社が単発の検証記事にとどまっている中、読売は連載の形をとった。1面トップで始まった連載初回となる21日朝刊の前文は「『高市流』の内実を探り、政権運営の行方を展望する」と記した。 高市首相 ©時事通信社 読売は「高市流」を定義づけ…検証記事のファクトが充実 では、そもそも「高市流」とは何なのか。1面記事は最後の段で、こう記す。 「永田町の伝統的な『根回し文化』と距離を置き、合理性を追求するのが高市流だ」 会議への出席を減らしたこと、出席者の発言を絞り込んだこと、書面を重視すること、秘書官や官僚のレクを取りやめたこと。こうしたファクト(事実)を断片的に並べるだけでなく、それが何を意味するのか

