Dec 31, 2007 福田首相のジレンマ カテゴリ:カテゴリ未分類 「いまが交渉のチャンス」と対北朝鮮外交に意気込みを示した福田康夫首相。しかし,北朝鮮と関係改善を急ぐアメリカと安倍晋三前政権の「負の遺産」の間で板ばさみ状態です。 12月18日,自民党外交調査会「朝鮮半島問題小委員会」が初会合をもちました。委員長は福田首相の側近,衛藤征士郎元防衛庁長官。役員の1人は,「福田首相の北朝鮮外交を側面支援するのが狙い。 しかし対話路線を推進するのは容易なことではない」といいます。 その福田内閣は10月,北朝鮮籍船の入港禁止や物品の輸入禁止措置の半年延長を決めました。安倍前政権が発動した制裁措置を,そのまま継続したもの。安倍前政権の強硬路線は根強く,自民党に依拠する福田首相がリーダーシップをとる姿勢は見えません。 アメリカとの軋轢も福田首相の対応を難しくしているといわれます。 「北朝鮮に見返り
昨日の、済州島(チェジュド)における事件と、沖縄問題を関連付けた記事については、どこにもTBしなかったにも拘わらず、いつもと同じ程度のアクセスをいただき、またコメントも頂戴し、まことにありがとうございました。単純に、やった、やらない論争ではなく、このような側面からも、歴史認識に迫って行きたいと思っています。 さて、昨日から今日にかけて、体調が悪く、また、インド洋給油法の成立、民主党小沢代表の同法案採決時の棄権、自衛隊派遣恒久法の動きなど、気になることはたくさんあるのですが、これもすべては、コイズミ郵政選挙で、自民党に三分の二の議席を与えた、B層の不明の結果と思い、記事にする気はありません。 で、今日は記事を書かない予定だったのですが、最近の政治ブログ界においての、論争について、憂うるところがあるので、私なりの意見表明をしておきます。 物事の発端は、実際には2つありますが、最初のきっか
これまでの国会は本当に形式的なセレモニーに近い状態でした。 官僚がたくさんの法案を作り、官僚が法案を提出します。 形だけ国会で議論してき、結論はそのまま可決されるだけでした。民主主義の根幹である国会の意味は少なかったのです。 しかし、参院の与野党逆転で国会は変わり始めました。 官僚が作った法案を国民の代表としての目線で審議します。 国民生活にとってプラスのものはそのまま可決します。 国民生活にとってマイナスのものは修正されて可決されます可決します。場合によっては否決されます。 まさに、参議院での逆転は、国民の審議に責任と権限を与えました。 国民生活のためにちゃんと議論をしなければなりません。 ますます国会議員の重みが増してきます。 たしかに、官僚の方々にとってはマイナスの「ねじれ国会」かも知れません。しかし国民にとってはプラスの「夜明け国会」なのです。
2008年01月10日 蘇民祭りポスターはいっそジョニーを使えばどうよ? (2) テーマ:ニュース(99939) カテゴリ:時事問題 蘇民祭ポスターのセクハラ騒ぎは、あの男性に対する人権侵害ではないかという気がする。 だいたい、もしあれが自分だったらと想像してみたらよい。 祭りのポスターの中心に自分の写真がのるなんて、誇りをもって祭りに参加してきた者にとっては、おそらく光栄でうれしいことだったはずだ。きっと知人や親戚にも話をしていたことだろう。 ところが、その写真があろうことか「女性に不快感を与える」という理由で撤去されたなんて…。ショックのほどが思いやられる。 それなのに、この男性は、さも揶揄し、見下したようなマスコミの取材に対し、「この体をくれた親に感謝している」とコメントしていた。なんて立派な言葉。軽佻浮薄なマスコミ人士に対して本当の意味で日本をささえている良質な日本人を見た思いがし
衆院再議決は行うべきではなかった。 政治は制度を前提にしたうえで、適切な判断を下しながら行うものだ。単純に憲法で認められているとの制度論から結論を出す主張もあろう。だが、政治にとって民意は非常に重要だ。衆院再議決は、民意が圧倒的多数で認めているときに限られるべきだ。憲法の規定と民意の間に乖離(かいり)があるときに、「法律は正義だ」と言ってもおかしなことになる。 各種の世論調査で再議決への反対意見が多い中で与党は強行したのだから、現実政治と民意のねじれはさらに深まる。福田政権は、自らがねじ切れる事態に陥っていくのではないか。 「郵政民営化の国民投票」と与党が称した平成17年の総選挙で生まれたのが今の衆院だ。昨年夏の選挙で直近の民意を反映している参院の議決を否定することは慎重であるべきだ。政府・与党にはいったん新テロ対策特別措置法案を廃案にして、自衛隊海外派遣の恒久法を作っていくやり方もあった
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く