「(住宅ローン減税は)住宅取得時における納税者の負担を軽減するため・・・(中略)・・・所得税額から控除するものです。」 住宅ローン減税について財務省はホームページでこう書いている。しかしこれほど事実とかけ離れた表現はない。なぜなら、わが国の住宅ローン減税は非常にお粗末なものだからだ。 イギリスやフランスでさえ兆単位の減税 たとえば2008年に住宅ローンを借りた場合、税額控除は10年間で最高で合計160万円までしか認められない。つまり10年をかけて戻ってくる税金は年平均16万円にしかならないということだ。住宅を購入した側からすると、10年間確定申告で労力を使っても、戻ってくる税金は数千万円の住宅購入代金と比べれば数%程度。そのくらいで「納税者の負担を軽減」などと軽々しく言ってもらいたくない。 これがアメリカだと100万ドル(約1億500万円)以内の住宅ローン借り入れであれば、ほぼ無制限に利子
衆院委 日本共産党の穀田恵二議員は二十二日の衆院国土交通委員会で、道路特定財源を使って京都・奈良・和歌山を結ぶ高速道路(高規格幹線)「京奈和(けいなわ)自動車道」「圏央道」など、調査中の区間がある一般国道の専用自動車道見直しを求めました。冬柴鉄三国交相は「県をまたぐような大きな道路については第三者の公平な意見を聞いて透明性を図る必要がある」と答え、再検討を表明しました。 同相は、前日の六大横断道計画の再検討表明に続き、高規格幹線道路の一般国道専用自動車道計画についても見直しを表明したことになります。 穀田氏は、京奈和自動車道の一部で、調査中の「大和北道路」計画(十二・四キロ、総事業費三千百億円)を取り上げました。同計画には、世界遺産・平城宮跡地下に長さ四・五キロのトンネルを掘る予定が含まれていると指摘。地下水や埋蔵物に悪影響を及ぼし、深さ四十メートルに道路をつくるため、安全性にも問題がある
日本共産党の佐々木憲昭議員は二十二日の衆院財務金融委員会で、導入時には一般財源であったガソリン税などが、道路特定財源となったことで、いかに膨張し、道路整備計画を拡大してきたかを歴史的に明らかにし、一般財源化するよう求めました。 道路中期計画の予算規模は、政府・与党合意で当初の六十五兆円から五十九兆円に「減額」されました。佐々木氏が五十九兆円の根拠をただしたのにたいし、国土交通省の原田保夫道路局次長は「(削減した)五十九兆円の(計画の)内訳は示していない。今、作業している」と答弁。佐々木氏は、「こんないいかげんな計画を根拠に、暫定税率の十年延長を求めることはとんでもない」と批判しました。 佐々木氏は、一九四九年にガソリン税が導入されたとき、特定財源にすると財政の硬直化を招くとの理由から一般財源となったことを指摘。また、ガソリン税などの暫定税率が、石油ショックのためにとられた二年間に限る“暫定
3人に2人は今の政党や政治家に不信を抱き、選挙で投じた一票が現実の政治に反映されないことに不満を感じている――。読売新聞社の年間連続調査「日本人」から、政治の現状にいらだつ有権者のこんな「政治意識」が浮き彫りになった。 時々は与野党の政権交代があることを望む人は全体の6割強、今の与党支持層でも4割に上り、もたつく政治に大きな変化を期待する意識の広がりも読み取れる。 調査は「政治意識」をテーマとして16〜17日に面接方式で実施した。 今の日本の政党や政治家を「信頼している」と答えた人は「大いに」「多少は」を合わせて30%にとどまり、「あまり」「全く」を合わせて68%が「信頼していない」と回答した。国民が選挙で投じた一票が現実の政治に「反映している」と答えた人は29%で、「反映していない」が67%を占めた。 「一般的に言って、時々、与党から野党へ政権が交代する方がよいと思うか」と聞いたところ、
中期計画の根拠となるデータにはあえて古いデータを使い、59兆円の根拠は不明、集めた税金は天下り団体や役所の福利厚生に流用。予算委員会にいると、道路特定財源を巡る論戦の勝敗は、決したように思えます。 ただ、人質に取られた地方議会や自治体の反撃はこれからです。来週は衆議院を予算が通過するかどうかの攻防が予想されます。「疲れた」などと言ってはいられません。 気になるが、小泉元総理の以下の発言です(時事配信)。 「妥協は首相にしか言えない。そろそろ福田康夫首相が一般財源化を前提に『譲るべきところは譲っていい案をまとめよう』と言えば、自民党内も『仕方がない』と妥協の話が出てくる時期だ」 「一般財源化した方がいいという野党の主張はすべてではないが、なかなかいい点をちている。自民党にも本音では私みたいに一般財源化してもいいと言う議員がいる」 スタンドプレーとは思えません。一体、小泉氏は誰と連携しているの
ありがとう、平成――。2019年5月に改元を控え、特別な思いを募らせている地域がある。岐阜県南部、旧武儀町(現関市)にある「平成(へなり)地区」。30年前、新元号と同じ漢字を使うことから脚光を浴び…続き 元号公表時期、年明け判断へ 4月を想定 [有料会員限定] 「#平成最後」が急上昇 SNS投稿、日常に特別感 [有料会員限定]
きくちゆみの不定期日記。家族で自給自足を目指した13年間の南房総生活を経て、2011年3月の福島第一原発事故を機にハワイに移住。現在、主にハワイで健康コンサルタントとして、日本で「マスターラスール (コネクションプラクティス認定トレーナーと、認定コースアセサー)」として活動中。 20代から世界40カ国を旅した結果、現在の暮らしを選択。我が家の食と暮らし、健やかで活力ある身体を維持する秘訣、心の平安を保ち周囲に広げるラスール(コネプラ認定トレーナー)を養成する「ラスールジャパン」の取り組み、福島の子ども達をハワイで保養する「ふくしまキッズハワイ」などについて綴ります。 私の関わるイベント・講演会情報もこちら(転載はご相談ください)。 2008年2月21日、日本における911事件の真相究明が一歩進みました。永田町の憲政記念館にて民主党議員向けの「9・11に関する勉強会」が開催されたのです。 司
小栗孝則譯『新編シラー詩抄』(改造文庫、昭和十二年七月十六日印刷/昭和十二年七月二十日發行) 人質 譚詩 暴君ディオニスのところに メロスは短劍をふところにして忍びよつた 警吏は彼を捕縛した 「この短劍でなにをするつもりか? 言へ!」 險惡な顔をして暴君は問ひつめた 「町を暴君の手から救ふのだ!」 「磔になつてから後悔するな」── 「私は」と彼は言つた「死ぬ覺悟でゐる 命乞ひなぞは決してしない ただ情けをかけたいつもりなら 三日間の日限をあたへてほしい 妹に夫をもたせてやるそのあひだだけ その代り友逹を人質として置いてをこう 私が逃げたら、彼を絞め殺してくれ」 それを聞きながら王は殘虐な氣持で北叟笑んだ そして少しのあひだ考へてから言つた 「よし、三日間の日限をおまへにやらう しかし猶豫はきつちりそれ限りだぞ おまへがわしのところに取り戾しに來ても 彼は身代りとなつて死なねばならぬ その代
【第19回】 2008年02月07日 宮崎地鶏の神髄ここにあり 港区 酉屋(とりや) 宮崎地鶏が売りの店。店主・池田大作さん(35歳)はもちろん、宮崎県都城市の出身。店を開いて3年目になる。現地直送の宮崎牛や無菌豚、天然魚介類など「南九州のうまかもん」が食べられ、東国原知事効果も追い風となって、いまや絶好調だ。 名物はなんといっても「宮崎地鶏もも塩焼き」。もも1本分を備長炭で焼きながら鶏脂をかけ、肉を包むように火を回したあと、ぶつ切りにする。これが熱した鉄板に盛られてジュウジュウ湯気を立てながら運ばれてくる。ワイルドかつエキサイティングなおとなのメニューだ。 「表面は真っ黒焦げ状態に見えるのに中はレア。地鶏ならではの弾力のある歯応えで、噛み締めるほどに旨みが広がり、1度食べると止まらなくなります」と北原さん。 宮崎地鶏コースと炭火七輪焼き10品に飲み放題を付けた5000円の組み合わ
ネイルで使う材料で、DIY時の木割れやネジ跡を派手にしたらかわいい OSB合板でちょっとしたボックスをつくりました。 ビス止め下手すぎて木を割ったり穴あけすぎたりした場所に、好きな派手色の樹脂を詰めてパテ代わりにしてみました。 ちょっと某HAYっぽみ出て可愛かったので、自分用にメモです。 手順 塗装 派手色グミジェルで失敗部分…
今日の予算委員会においては、道路特定財源の見直しなどを題材に、参考人の方々の意見を聞かせていただきました。 その中で、片山善博・前鳥取県知事の意見は明快でした。 彼の考えは、地方にとって特定財源が一般財源化されることは、自由度が増すことになるので、地方としてはよい話しなのだという意見。それなのに、地方の首長・議会などから聞こえてくる声は「特定財源堅持」。これは国に対して地方が、「私は自由はいりません」と言っているようなものなのでまさに本末転倒。 また、片山氏は、財源の問題についても、今回のことで地方財政が混乱するようなことはない、なぜならこれまでも、新年度に入ってから収入の見通しが変わって、途中で予算を変更する例は、しょっちゅう行われているから、という考えです。 また、地方の財源が減ると言っても(実際には民主党案では地方の財源は減らないような制度設計を同時に行っていますが)、その減少度合い
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