【社説検証】政権交代 産・読・日は現実路線求む 「豹変」の中身が違う朝日 (1/3ページ) 2009.9.7 08:11 第45回総選挙は、自民党が衆院で初めて第2党に転落し、民主党が政権を奪取する劇的な結果となった。 開票翌日31日付の各紙社説の中で、産経は今回総選挙を「自民党主導政治を終焉(しゅうえん)させるという歴史的な転換点」と位置付け、「小選挙区制による政権交代を可能にする二大政党制が、ようやく機能した意味は大きい」と論じた。 そのうえで産経は「政権交代が目的化し、この国をどうするのかという選択肢がほとんど吟味されぬまま、結論が導かれた」と問題点を指摘している。 読売も「自民党政治に対する不満と、民主党政権誕生による『変化』への期待が歴史的な政権交代をもたらした」とし、「しかし、300議席を超す勝利は、必ずしも、民主党への白紙委任を意味するものではない」と論じた。 一方で毎日は