小田急多摩線の相模原、愛川方面への延伸を求めている「小田急多摩線延伸を促進する議員連盟」(会長・久保田義則相模原市議)の総会が27日、町田市内で開かれた。相模原市、町田市、愛川町の2市1町の議員が自治体の垣根を越えて連携し、地域住民の要望に応え、小田急多摩線延伸の早期実現に向けて活動を推進する決議が全会一致で決まった。今後、国土交通省など関係機関に要望書を提出するという。 総会では、久保田会長が「小田急多摩線の延伸は首都圏南西部の広域交通ネットワークの形成に資する。一日も早く延伸を実現するため、議員連盟として可能な限り後押ししたい」と呼び掛けた。来賓として町田市の石阪丈一市長と相模原市の坂井和也副市長らがあいさつした。 小田急多摩線は現在、唐木田駅(東京都多摩市)が終点。議員連盟は2市1町の議員87人がメンバーで、JR相模原駅、上溝駅への延伸を求め、さらに、上溝駅から愛川など県央方面へ