「世界の全人口のうち、最も裕福な国々に住む上位5分の1の層と、もっとも貧しい国々に住む会5分の1の層との所得を比較すると、1960年には30対1だったが、1995年には74対1にまで格差が広がった。にもかかわらず、世界銀行やUSAID、IMF、国際「援助」に関わるその他の銀行、企業、政府は、自分たちは立派に役目を果たしており、状況は改善しつつあると、私たちに語り続けている」 とは、『エコノミック・ヒットマン』の中の著者ジョン・パーキンスの言葉。 1995年が74対1ならば、それから10数年後の今は、さらにこの何倍も格差は広がっているだろう。 *なお、USAIDとは米国国際開発庁(U.S. Agency for International Development)の略。 日本ではほとんど知られていない組織ですね。 そもそも社会主義が内部から崩壊したのであって、けっして資本主義の勝利