いま、海外では「シェアリングエコノミー」に対して疑問の声が上がっている。大きなプラットフォームが中央集権化しつつあり、利益のほとんどがオーガナイザーに持っていかれてしまう状況の中で「労働者たちが搾取されている」という議論がうまれているのだ。ほんとうの意味でのシェアリングエコノミーとは一体、なんなのだろう。 たとえば、カーシェアリングのUber。Uberの共同創業者が豪邸を購入した話が話題になった一方で、Uberで働くドライバーたちは非常に賃金が安く、大半のドライバーは生活が維持できていないという。労働者は豪邸どころか、家賃すら払えない低賃金なのである。 「資本主義社会なのだからしょうがない」と、人々は思うかもしれない。しかしシェアリングエコノミーとは本来、「みんなが平等に」利益を得るべきものではないだろうか。同じプラットフォームの中で、誰かが得をして誰かが損をする。それは、ほんとうの意味で
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