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bookに関するkenjeenのブックマーク (137)

  • 人それぞれの個性について - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「ウェブ人間論」が木曜に発売になり、週末にはアマゾン予約注文が家に届いたりしたのだろう、日時間日曜日午後くらいから、感想がネット上にたくさん載ってきている。「おわりに」でこう書いたが、 私は『ウェブ進化論』に対する感想を、ネット上で一万以上読み、そこからたくさんのことを学んだ。読者畏るべし、と思うことしきりだった。 全く同じことを「ウェブ人間論」の感想を読むことで感じることができてたいへん嬉しく思う。「シリコンバレー精神」のときは文庫化ということもあって、それほどネット上に感想が溢れるという感じではなかったから。 僕が平野さんとの対談をすべて終えて「おわりに」で何を書こうかと考えていたとき、まず頭をよぎったのは、僕と平野さんとの違いについてだった。 http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/610193/afterword.html たとえば、平野さん

    人それぞれの個性について - My Life Between Silicon Valley and Japan
    kenjeen
    kenjeen 2006/12/18
  • グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    ウェブ人間論 梅田 望夫 / 平野 啓一郎 梅田望夫と平野啓一郎の対談集である「ウェブ人間論」を読了した。基的な感想は、この書籍の元になった新潮に対談が掲載されたときに「新潮6月号の梅田望夫×平野啓一郎の対談を読んで」にもすでに書いたし、ここやここでは平野啓一郎人が登場するというハプニングがあったことも記憶に新しいところだ。その後に平野はほんとうに公式ブログを開設したりもした。これら一連のできごとは、とても楽しいものだった。 だけど、いやだからこそ、この件を引っ張る形でこれ以上書評を続けると知人友人ばかり持ち上げる内輪やらせブロガー的なダークサイドに堕ちてしまう気がするので、この機会に大きく踏み外してみようと思う。 ぼくが今の今まで注意深く避けてきた、グーグル技術論について、この機会にとうとう語ってしまおうと思う。 ■「過去7年におけるグーグル成功の最大の要素は『運』だった」(Se

    kenjeen
    kenjeen 2006/12/18
    口には出さずとも同等以上にわかってる奴はつねに100人はいる。それを論文にまとめたりブログに書いたりできるやつが10人ぐらいいて、本気でそれの実現に自分の人生を賭けるやつは1人しかいないっていうだけのことさ。
  • 心は最も強力な実践理論という発想 | 科学的世界観のblog

    『内なる目』 ― 意識の進化論 ニコラス・ハンフリー (著) 垂水 雄二(訳) 紀伊国屋書店 P95 カメ、ホシムクドリ、ウシ――これらすべては、意識がなくとも十分うまく生き残っていけると思う。なぜなら、意識的な洞察が当の意味の生物学的な利益をもちはじめることができるのは、動物がお互いに持続的で、しかも親密かつ困難な関係を維持する必要が生じたときのみだからである。そじてそれは、一定のレヴェルの高等な社会性哺乳類のみ、たとえば、オオカミ、クジラ、ゾウ、チンパンジーの群れにおいてのみ見られる。 チンパンジーだけが、意識をもつことが不可欠であるような仲間との心理学的関与のレヴェルに到達した動物として際立っている。 チンパンジーは当に他のチンパンジーの心について推測するのだろうか? 人間以外の種における洞察についての理想的な実際的研究はないと前に述べたが、この問いに直接関係のある一頭のチンパン

    心は最も強力な実践理論という発想 | 科学的世界観のblog
  • [書評] 「ウェブ人間論」 bogusnews

    芥川賞も受賞したことがある無名の新人・平野啓一郎氏が、大ファンだという特撮作品へのオマージュ仕立てで著わした、新境地のライトノベル作品。今回は、ありがたいことに献を戴いたので書店の棚に並ぶ前に拝読することができた。読者諸兄ともこの感動を分かち合うべく、書評をお送りしたい。 あらすじ: アルファブロガー・梅田望夫はウェブ人間である。悪の秘密結社・グーグルに捕らえられ、脳みそまで洗脳されたあと放逐された。主エネルギーは腰のベルトに貼ったGoogle AdSenseの収益。これとAmazon Associateだけで、邪悪なことを一切せずに新世界秩序を打ち立てるべく、日夜blogを更新し続けている(ときおりさぼる)。敵は集合知に逆らう旧体制すべて。必殺技「blogコメント欄炎上」と「2ちゃんねら祭り」で、すべての悪を打ち砕け! …登場人物が洗脳された人間らしく脳天気でバラ色なウェブ礼賛論を語る

  • 404 Blog Not Found:書評 - 渋滞学

    2006年12月14日21:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 渋滞学 遅れながら読了。 渋滞学 西成活裕 前評判が非常に高かった書だが、それにふさわしい面白さだった。 書「渋滞学」は、文字通り渋滞学者による、渋滞の、渋滞を考察するためのである。日垣隆はメルマガで「今年最高の一冊です」と絶賛している。私よりを読んでいる人にしてここまで言わしめる「渋滞学」とはいったいなんだろうか。 目次(http://www.shinchosha.co.jp/book/603570/より編集) まえがき 第1章 渋滞とは何か 水と人のちがい / 非ニュートン粒子なるもの / おもちゃモデルの重要性 / ASEPは優れたモデル / ASEPで遊んでみよう / 水が氷になる時 / 待ち時間の計算方法 / 待ち行列の理論と渋滞学のちがい / セルオートマトン法 第2章 車の渋滞はなぜ起きるのか ET

    404 Blog Not Found:書評 - 渋滞学
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    kenjeen 2006/12/15
  • 極東ブログ: [書評]ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎)

    対談書「ウェブ人間論」は、表題の類似性から「ウェブ進化論」の続編として読まれるかもしれない。確かにそうした文脈もあり、特に「第三章 、iPod、グーグル、ユーチューブ」に詳しい話が展開されている。いわゆるネット業界的にはこの三章の情報が有益だろうし、出版界にとっても非常にわかりやすく示唆的な内容に富んでいる。 単純な話、未来の書籍はどうなるのか。平野啓一郎はある危機感を感じているがこれは現在出版に関わる人にとって共感されることだろう。これに対して梅田望夫は大きな変化はないだろうとしている。 文学者と情報技術の先端にいるコンサルタントとの、時代の変化に対する嗅覚の差もあるが、ここで梅田の判断の軸になっているのは「情報の構造化」という考え方だ。確かにネットには多くの情報がある。だがそれは構造化されていない。梅田の著作に表現されているアイデアの大半はすでにネットで公開されているが、それらは書籍

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    kenjeen 2006/12/14
    対談の主軸は、ウェブ2・0という情報様式が強いる「人間の変容」である。
  • 『インテリジェンス 武器なき戦争』。 : Espresso Diary@信州松本

    2006年12月08日23:38 カテゴリ書評 『インテリジェンス 武器なき戦争』。 これは個人投資家も読んでおいた方が良いと思います。「ラスプーチン」佐藤優と「ウルトラ・ダラー」手嶋龍一の対談『インテリジェンス 武器なき戦争』。話の中身は「どうしたら日に強いインテリジェンスを育ててゆけるか?」という流れになってますが、「国際関係の背後には、どんな力が働いているのか?」を知るために役に立つです。戦後の日は、基的にはアメリカに付いてゆけば良かった。しかし、為替市場が私たちに語りかけているように世界は多極化していて、ロシア中国、イスラム世界の影響力が着実に強まっています。となれば連立多元方程式を解くように考えてゆかないと、大きな流れを見誤るリスクも大きくなってゆくような気がします。 冒頭ではインフォメーションとインテリジェンスの違いが強調されています。「事実として知っている」というこ

    kenjeen
    kenjeen 2006/12/13
    「事実として知っている」ということと、裏を取り、分析した情報を扱うことには、雲泥の差があるという話です。
  • 中世都市と暴力 - 本と奇妙な煙

    中世都市と暴力 作者: ニコルゴンティエ,Nicole Gonthier,藤田朋久,藤田なち子 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 1999/01 メディア: 単行 購入: 2人 クリック: 36回 この商品を含むブログ (11件) を見る 言葉の暴力。 他人の検閲 貧乏人同士で争う 晩婚化 暴力は同化できない焦りから 親方と職人の対立 圧力団体となった徒党 言葉の暴力。 通りとは私的な争いをついに公にする場。 往来が通行人に用意するさまざまな暴力のなかでも、侮辱や、嘲笑や、冷やかしほど効果てきめんなものはなかった。(略) 通りで起きることは、たちまち人々の目に留まり、通行人たちも通りに住む人々の視線にさらされていた。また逆に、通行人も通りに面した店先からなかを覗き込み、建物の住人の私生活をかなり知ることができた。(略) 通りと住居のあいだの不断の交渉や、都市生活につきものの「覗き趣味

    中世都市と暴力 - 本と奇妙な煙
  • 萌える男 - 森の路はずれ(避難所)

    萌える男 (ちくま新書) 作者: 田透出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/11/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (183件) を見る二次元美少女と脳内恋愛(萌える)することによって、三次元(現実)世界での葛藤や発達心理上の問題がどうにかなるとでもいうかのような書の指摘は、あまりに大仰で、お世辞にもそれは"気が紛れる"程度の効能しかないことを僕は体験的に知っています。誰もが持ってる(もうほとんど忘れていたような)古傷をやさしく舐めてくれる、甘くしっとりとした感傷を与えてくれるに過ぎないのだということを、あまり称揚すべきではありません。自我を安定させる作用があるのだとしたら、それはまた同じように自我を不安定にさせる危険性もあるのだということを肝に銘じなければ。それはまったく個別的なカウンセリングではないのですから、不用意に個人の内面に踏

  • 顔を憎んで鼻を切れば、唇も消える: 平気で嘘をつく人たち

    「平気で嘘をつく人たち」には日常的に他人を、また自分も無自覚に欺いているおぞましい人々ばかりが登場するが、そのなかでも、もっともおぞましいのがある小学生の男児に関する報告である。このの著者はカウンセラーで、自身のクリニックに託された児童のカウンセリングの様子を書に納めているのだが、あるときそこへ自殺で兄を亡くした男の子がやってくる。男の子は慕っていた兄の自殺をきっかけに非行に走るようになったという。万引きで補導されたり、学校をさぼったりし始め、注意してもまるで改めようとしない。それまでは成績優秀な優等生だったが、成績もガタ落ちした。そこで学校は彼とその両親にカウンセリングを勧めた。突然の非行に頭を悩ませていた両親も、ぜひにとそれを快諾し、そして少年を伴い著者のクリニックに赴いた。渋々ながらもやってきた男の子は、しかし、頑なに口を噤んだ。回を重ねても彼の態度は変わらず、沈黙のカウンセリン

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    kenjeen 2006/12/02
  • 404 Blog Not Found:神は沈黙せず

    2006年12月01日00:45 カテゴリ書評/画評/品評 人もまた沈黙せず - 書評 - 神は沈黙せず たった今読了。 神は沈黙せず(上・下) 山弘 今年読んだの中で、間違いなく最高傑作! いや、ほんとだまされたと思って読んで欲しい。面白くなかったら私が買い取ります、ってぐらい面白いから。 書「神は沈黙せず」はフィクションである。フィクションであるが、実は75%はノンフィクションで構成されている。書は一応、ではなく掛け値なしに一級品のSci-Fiであるが、実は山弘のメッセージである。書の舞台は20世紀末から近未来までだが、そのテーマは最も古いものの一つである。そして書は神のであり、人のであり、「正しく生きる」の意味を問うである。 私はそう信じる。 かつてこんな言葉で締めくくられたSci-Fiがあっただろうか?しかも、他ならとにかく著者山弘は「と学会」会長でもある。懐

    404 Blog Not Found:神は沈黙せず
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    kenjeen 2006/12/01
  • マルチチュード論はアナーキズムか? - 猫も歩けば...

    柄谷行人さんは『世界共和国へ』(岩波新書、isbn:4004310016)でネグリとハートの「マルチチュード」論を批判していた。 今回、読み直してみると、柄谷さんの批判は、ネグリとハートの「マルチチュード」論は、プロレタリア革命論のプロレタリアートを「マルチチュード」に置き換えたに過ぎないもので、その国家廃棄論はプルードンのアナーキズム(柄谷さんは「アナキズム」と書く)の過ちを繰り返すものに過ぎない、ということだ。 しかし、ネグリとハートは、『マルチチュード』で、自分たちの「マルチチュード」観はアナーキズムではないと書いている。 私は柄谷行人やネグリやハートほどものを読んでいるわけでも知っているわけでもないけれど、両方のを読んでみると、どちらの言い分にも半分賛成で半分反対というところだ。でも、少なくとも柄谷さんのについては、ネグリとハートをまじめに相手にするのであれば、もっとちゃんとそ

    マルチチュード論はアナーキズムか? - 猫も歩けば...
  • 複雑な世界、単純な法則 (arclamp.jp アークランプ)

    複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線はワッツ&ストロガッツの「スモールワールド・ネットワーク」とバラバシの「スケールフリー・ネットワーク」をバランスよく紹介したもの。比較しながら書かれているので両方を理解するのにちょうど良いです。文章も分かりやすくてオススメです。 それぞれを簡単に。スモールワールド・ネットワークは「6次の隔たり」で有名ですが、世界中の人が6人の友達を介して繋がっているというもの。規則的ネットワークに少数のランダムリンクを加えることで隔たりが急速に減ることを示しています。 一方のスケールフリー・ネットワークは豊めるモノはさらに豊むという法則。スモールワールドと異なるのはハブとなる、「弱いけど数多くのリンクを持つモノ」につながるノード数が物理限界なく増えていく点。インターネットはその象徴です。 この手のを読むと自然が単純な法則に支配されている気になります。べき

  • やわらかな遺伝子/マット・リドレー(あるいは「『ウェブ進化論』で語られなかった大切なこと」): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 愛だとか、惚れるだとかいう言葉を使えば、ロマンチックな響きにもなるが、その活性をうながすオキシトシンという遺伝的物質は、そもそもはしょせん排尿を調整するホルモンなのだとしたらどう感じるでしょうか? これに気づいた研究者たちは、ラットの脳にオキシトシンとバソプレシンを注射したときの影響を確かめた。すると不思議なことに、オキシトシンを大脳に注射した雄のラットは、すぐにあくびをしだし、同時にペニスを勃起させた。投与量が少ないうちは、性欲も高まり、射精が早く頻繁になった。一方、雌のラットの大脳にオキシトシンを注射すると、交尾の姿勢をとるようになった。ヒトの場合、マスターベションをすると、男女ともにオキシトシンの濃度が上がる。 この研究とは別に1980年代後半、トム・インゼルらによっ

  • アメリカは超実名社会なのか?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    アメリカだって匿名社会じゃないか、 そう思っていたとしたら、とんでもない。 ベストセラーに書かれた驚くべきアメリカ社会の実態。 ●「実名・匿名」論争 最近のこのコラムの中で、ネットでダントツに関心が高かったのは、「日のネットはなぜかくも匿名志向が強いのか」と題した回だった。匿名による情報発信の問題が気になっている人は、少なくともネットでは多いようだ。 もっとも、匿名と実名のどちらで発信すべきかを、ネットでオープンに議論しても仕方がないと私は思っている。 ネットでの個人の情報発信は圧倒的に匿名が多い。実名で情報発信しろというのは、最初から、圧倒的多数の人々を敵に回して議論を始めるようなものだ。結果は見えている。 先のコラムには、「実名で発信するアメリカのほうが異常なんじゃないか」という反応もあったが、「平気で実名で書いているほうが不思議」というのは、日のネットの平均的感覚だろう。 私も先

  • 労働力ダンピング : 404 Blog Not Found

    2006年11月22日18:30 カテゴリ書評/画評/品評Money 労働力ダンピング なぜ「ワーキングプア」なる一見矛盾するような言葉が具現化するかと言えば、そこには「労働力ダンピング」いう仕組みがあることに気がつく。 労働力ダンピング 中野麻美 ワーキングプアと併せて読んでおきたい一冊だ。 「ワーキングプア」が「今何が起こっていて、このままだと何が起こるのか」ということに焦点をあてているのに対し、書「労働ダンピング」では「まず労働とは一体なんなのか。それがどういう風に変遷してきたのか。そして労働はどうあるべきか」ということを多面的に考察している。前書が虫瞰と鳥瞰を軸に構成されているのに対し、書は主に考察が主眼となっている。それだけ読みにくい分、内容はより豊富かつ多彩でもある。 目次 はじめに 第1章 いま何が起きているのか 「雇用の融解」がはじまった 労働ダンピング なぜ労働の商品

    労働力ダンピング : 404 Blog Not Found
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    kenjeen 2006/11/24
    結局労働が商品なのだとしたら、ダンピングは必ず起こるし現に起こっている。
  • 祖先の物語 - NATROMのブログ

    ふー、やっと読み終えた。ドーキンスの新刊。 上下巻で900ページ超。読み応えありまくり。しかも高い。素人にはお勧めできない。内容は、タイトルにもあるように、ヒトの(そして他のあらゆる生物の)祖先の話。だったら、これまでも似たような語はある。ただ、たいてい、生命の起源からはじまって、単細胞生物、多細胞生物、魚類、両生類、爬虫類、哺乳類、人類といった順番で語られている。私が小学生のころNHKで見た、デイビット・アッテンボローによるイギリスBBC製作の「地球に生きる」という番組では、全13回で第1話が生命の起源の話で、第6話が両生類、第7話が爬虫類、第8話が鳥類、第9話以降はほぼ哺乳類の話で、第13話が人類の話であった*1。 時系列に沿って話を進めるのはわかりやすいが*2、進化についてありがちな誤解、すなわち、人類が進化のゴールであり進化の梯子の頂点に立っているという誤解を招きやすい。アッテンボ

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  • 論座 2006/08 Book Review

    『ヤバい経済学』:お金だけが大切じゃないことを、説教としてではなく理論的に解明しようとする経済学の新潮流 レヴィット、ダブナー『ヤバい経済学』(東洋経済新報社, 2006) (『論座』2006 年 8 月号) 山形浩生 要約: 『ヤバイ経済学』は、経済学お金だけを扱うものではないことをはっきり示し、その方向性を次々に打ち出している実に楽しくも有意義な一冊だ。でも日のタコツボ経済学の世界はそれをきちんと評価できない。「お金ばかりを重視してはいけない」と年寄りの説教は大好きなくせに、ではお金以外をどうやって学問として考えようかについてまったく考えていない。書はそれをやっているのが偉大なところである。 書は刊行されてからすでにかなりの時間がたっている。ぼくは原書で読んで狂喜したし、すでに版権が取られていて自分では訳せないことを知って不安になったが(だってこんな楽しいが、どんよりした学者

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    うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かししてを読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…

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  • http://d.hatena.ne.jp/aozora21/20061120/1163992068