顔を憎んで鼻を切れば、唇も消える: 平気で嘘をつく人たち

「平気で嘘をつく人たち」には日常的に他人を、また自分も無自覚に欺いているおぞましい人々ばかりが登場するが、そのなかでも、もっともおぞましいのがある小学生の男児に関する報告である。この本の著者はカウンセラーで、自身のクリニックに託された児童のカウンセリングの様子を本書に納めているのだが、あるときそこへ自殺で兄を亡くした男の子がやってくる。男の子は慕っていた兄の自殺をきっかけに非行に走るようになったという。万引きで補導されたり、学校をさぼったりし始め、注意してもまるで改めようとしない。それまでは成績優秀な優等生だったが、成績もガタ落ちした。そこで学校は彼とその両親にカウンセリングを勧めた。突然の非行に頭を悩ませていた両親も、ぜひにとそれを快諾し、そして少年を伴い著者のクリニックに赴いた。渋々ながらもやってきた男の子は、しかし、頑なに口を噤んだ。回を重ねても彼の態度は変わらず、沈黙のカウンセリン

[webmarksjp]

*book

[takopons]

兄が自殺に使った銃をクリスマスにプレゼントされた弟のエピソードには救いがないですよね。私は、「悪魔と契約した男」の話が好きです。姉妹書：「愛と心理療法」も既読です。

[nvs]

自己正当化といえるんだろうか。

[umeten]

どうも最近、心理学じゃなくて、機能障害から見ないと話にならない気がしてならない。

[junkMA]

感覚欠如者に対して、無いものを有るように思わせるトリック……それが洗脳技術・誘導技術の中で最も高度なこと。

[laddertothemoon]

「おぞましい」

[garamani1983]

「あらすじを書くだけ」のことがいかに文才を必要とするか、yuki19762さんのこれを読んでも分からない方がはてブコメント内にいらっしゃるようです。yuki19762さん、いい本の紹介をありがとう。

[aozora21]

特別な人のエピソードの数々に感じた。鈍いからかなあ…ひょっとして私こそ平気で嘘をつく人かも。こわ。

[hazy-moon]

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4622049287とセットで読む。

[mind]

「年頃の子供に銃を与えるのは親の思い遣り」「…扱えないと社会生活に困る」しかし「うちは貧乏なので新しい銃は買えない」だから「兄の(自殺した)銃を弟にプレゼントした。――自己正当化して何がイケナイんだ?

[hachi_gzk]

M・スコット・ペック『平気で嘘をつく人たち』：すげぇ。これが自分ルールなんだ。なんでもっと早く読まなかったんだろう。できるだけ早く読む。

[marco11]

これ買うわ。ありがと。っていうか関係ないんだけど、えっけんってのも馬鹿だなｗ

[NOV1975]

正直このエピソードだけでおなかいっぱいなんですよね、この本は。ほとんどホラーなので怖い話が苦手な人にはおすすめしません。周りに困ったさんがいる人は読んでみたらよいかも。絶望するだけですが。

[setofuumi]

b*

[p_shirokuma]

こういう世界をいつも仕事で観ているとさ、はてなにはびこる倫理至上・理性充分とか言っている人達に愚痴りたくなるわけですよ。お前らの武器でこういう人間と最前線でちゃんと戦って通用すんのかよ？と。

[ekken]

あらすじを書いているだけにしか見えないんだけど

[memoclip]

後で読まないかもしれない。ちょっと今は悪いモノは入れたくない気分。

[REV]

↓「この両親は本当に「言ったとおりのこと」を思っているだけなのだ。こういう人はしばしばいる。最低限の想像力が欠落している人たちが。」

[lovelovedog]

なんかものすごく嫌な話（エピソード）なので、覚悟を決めてお読みください。

[kurokuragawa]

「違う。同じ種類の銃じゃない」ジャック・ケッチャムさながら