タグ

workと社会に関するkenjeenのブックマーク (53)

  • 「年収100万円台の非正社員」を放置していいのか / SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社

    景気拡大が続いている。拡大のペースは非常に緩やかではあるが、その間に雇用関係の指標も大きく改善した。 2002年1月に0.5倍と最低を記録した有効求人倍率は、2007年7月には1.05倍に上昇。有効求人倍率が1倍を超えるということは、数字の上では、すべての求職者に求人が行き渡っていることを示している。 直近で有効求人倍率が1倍を超えていたのは、バブル期の1988年から1992年までのことだから、現在の求人の盛り上がりは、数字を見る限りバブル期並みということになる。 こうした状況を指して、構造改革路線は正しかったという学者が少なくない。「改革が成功したからこそ雇用情勢が改善した」と彼らは主張する。だが、それは当だろうか。 有効求人倍率が改善したからといって、素直に喜べないのにはわけがある。通常の有効求人倍率には、パートタイマーの求人が含まれているからだ。 正社員のみの求人倍率は、

  • けっきょく、「自己責任」 ですか(赤木智弘)続「『丸山眞男』を ひっぱたきたい」「応答」を読んで

    けっきょく、「自己責任」 ですか 続「『丸山眞男』を ひっぱたきたい」「応答」を読んで── 1月号に掲載した「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」に対し、4月号で7人の論者が「応答」した。「ギャンブルに負けるのはあなただ」「戦争待望の妄言だけは許せない」といった厳しい批判を、筆者はどう受け止めたのか──。 「論座」4月号に掲載された、私の文章への応答を拝読させていただいた。 いずれも高名な方々に、それぞれのスタンスを明確に表明しながら誠実に対応していただいたことは、非常に光栄に思う。また、ネット上でもさまざまなサイトで言及していただいた。私の論を肯定するにせよ非難するにせよ、そうした論争の源泉になれたことは、産みの苦しみに耐えながら文章を書きあげたかいがあったと思う。 しかし、「希望は、戦争。」というキャッチがあまりに強烈であったために、私が当に言いたかったこ

  • 『「もうこの問題しかやらない」』

    1975年生まれの就職氷河期世代の若い記者が「派遣社員」の実態を書いたが『ルポ正社員になりたい―娘・息子の悲惨な職場/小林 美希著』。 若年層の非正規雇用の実態を最初に活字媒体「エコノミスト」で取り上げた功績、綿密な取材、そこに基づく分析力には感嘆しました。来の記者の仕事、その気迫を見せていただいた気がします。アマゾンのレビューこぞって5つ星ですね。同感です。 あと、新人の彼女の企画をとりあげてくれたデスクやこのルポをに残さなくてはと出版された単行の編集者。まだ実績の少ない小さな人間の企画に耳を傾けてくれようとする人が少なくなっているなか、彼女をサポートしたまわりの人たちにも感謝したくなるでした。彼女はほんとにかっこいい。記者や編集者はほんとに読んでほしいと思います。たったひとりでもできることがたくさんあると思います。 彼女は自らが、何十社と就職試験を受け、民事再生法を申請したば

  • 膨れ上がった団塊を食わせるために搾取されている実感 - novtan別館

    内田樹先生の大人気エントリ。言及してみる。 だが、社会活動としては消費しか経験がなく、「努力」ということについては受験と就活しか経験がない若い人にはこの理路がうまく理解できない。 どうして自分の努力の成果を他人と分かち合わなくてはいけないのか? だって、それオレのもんでしょ? 違うのだよ。 若者はなぜうまく働けないのか? - 内田樹の研究室 違うんだ。だって、それオレのもんでしょ?違うの? 言わんとしているところはもちろんわかるし、そういう感覚で働きたくないんだけどね。 若い人たちは「やりがい」ということをよく口にする。 「やりがいのある仕事」を求めて、たびたび転職したりする。 この場合の「やりがい」ということばを年長者は「使命感」とか「社会貢献」ということと誤解しがちだが、当人たちはたいていの場合「受験勉強と同じ」という意味で使っている。 つまり、自分の努力の成果が、まちがいなく自分宛に

    膨れ上がった団塊を食わせるために搾取されている実感 - novtan別館
  • 赤の女王とお茶を - 「自由の国」を支える「奴隷」と「暴力」

    ウェブは資主義を超える(池田信夫) 自由の過剰な世界 やっぱこの世代の人はマルクス大好きなんですね〜。微笑ましいくらい。アンカテのessaさんも同世代でしょうか? 結論からいうと、「自由の国」は、それを支える「奴隷機構」と「暴力装置」を前提に成立します。 マルクスは自由の国を、労働が生活手段ではなく目的となるような世界とし、そこでは生産力は増大して無限の富が実現すると考えた。 まず、人間がデータ生命になってチップに半永久的に封入されるような場合を除き、炭素生物として生きる限り必ず「汚れ仕事」や「単調労働」といった「生活手段労働」が生じます。 当然、「自由人」はこんなことはやりたくない。 だとすれば、誰かに「やらせる」しかありません。 つまり、安定した「奴隷機構」が不可欠ということになります。もちろんこれが完全に機械化される可能性はゼロではないでしょう。が、それほど精巧なロボットを作るより

    赤の女王とお茶を - 「自由の国」を支える「奴隷」と「暴力」
  • 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」 - 「疎外論」の落とし穴について

    黄色い犬さん、養田さん、macbethさん、コメントありがとう。3人のコメント、とりわけmacbethさんのコメントを読んで、「感情労働とキレる客」以降の3回エントリの議論では、「疎外論」のもつ落とし穴について充分に留意をした書きかたになっていなかったかなと反省しました。 たとえば、アーリー・ホックシールドに倣って、19世紀のイングランドの工場労働者が彼自身の身体と肉体労働から疎外されていたのと同じように、20世紀のアメリカの客室乗務員は、彼女自身の感情と感情労働から疎外されていると書きました。しかし、それは、疎外される以前の「来の自分の感情」、「ほんものの私」が喪失されるということを非難するためではありません。疎外論の落とし穴というのは、そのような「喪失の語り」(ジェームズ・クリフォードの言い方を借りれば「消滅の語り」)になってしまうということです。私が強調したかったことは、むしろ、そ

    小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」 - 「疎外論」の落とし穴について
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    日記_2024.8.29 鞍馬と貴船 29日は鞍馬と貴船に行ってきました。こんな天気でバイクは無理、でも引きこもるのも嫌なので前々から行きたかった鞍馬と貴船に行くことにしました。ただ、いつ大雨が降っても全くおかしくないので天気がヤバそうなら帰ることにします。普通に日帰りできる距離ですから…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
  • 感情をこき使って摩耗する現代人(感情炭坑労働・情報公害、とでも喩えたくなるような) - シロクマの屑籠

    世界史の資料集を眺めていると、イギリスで第二次産業がいよいよ発展しはじめた頃の挿絵として「炭坑で働く子ども」の絵が出てくる。四つんばいになって、真っ黒になった子どもが石炭トロッコを牽いている絵だ。過剰な肉体労働と過小な栄養補給や休息、そして劣悪な環境の故に、彼らは早くにして命を落としたという。あと、日の紡績工場の女工さんの話とか。『ああ野麦峠』などが有名だ。現代の私達は「これはひどい」と思いながら第二次産業で酷使・搾取される人達を眺めやる。 翻って第三次産業がいよいよ発展してきている現代。 ここまで書けば勘の良い人は気付くだろうが、かつて第二次産業において起こっていたことに類似した現象が、より広くより深く第三次産業において起こってきているんじゃないか、と私は思ってしまうわけだ。そしてこの場合、酷使されて壊れるのは肉体ではなく、(情動・メンタル・情報処理なども含めた)中枢神経のほうだ。 肉

    感情をこき使って摩耗する現代人(感情炭坑労働・情報公害、とでも喩えたくなるような) - シロクマの屑籠
  • 日払派遣の労働力を利用する側について考える:IT's Big Bang! -- ITビジネスの宇宙的観察誌 - CNET Japan

    ネットカフェ難民などを生む温床とも言われている、日払い登録システムだが、登録する人たちの不安定な生活がメディアに取り上げられることは多いが、利用する側の企業の意識の問題については、あまり話題にならない。 私の会社などの例でも、周期的にこれらの業者から、セールスのメールやダイレクトポスティングなどによる勧誘がある。 ある業者の場合、チラシによれば、急な人手不足があった場合、午前10時までに申し込めばその日の午後から、ほとんどあらゆる職種に関する人の手当てがかなりの人数の規模で、可能であるという。対応する職種も、単純作業から専門度を要する業務まで幅広い。都内であれば、インターネットで申し込んでから、最速で1時間程度で人を派遣することが可能であると書かれている。登録している多くのワーカーに対して、一斉携帯メールが配信されることによって可能にしているわけであるが、基準に満たない人がやって来た場合、

  • http://d.hatena.ne.jp/iunaxan/20070612

  • まなざしの快楽 - なぜ「感情労働」は「マクドナルド化」によって対処されるのか

    「感情労働」時代の過酷 以下の「「感情労働」時代の過酷」の記事は現代の傾向を象徴しているのではないだろうか。 「感情労働」時代の過酷 (AERA:2007年06月04日号)  http://www.asahi.com/job/special/TKY200706050068.html 看護の領域などで知られる、「感情労働」という言葉がある。「肉体労働」「頭脳労働」と並ぶ言葉で、人間を相手とするために高度な感情コントロールが必要とされる仕事をさすものだ。・・・平たく言えば、働き手が表情や声や態度でその場に適正な感情を演出することが職務として求められており、来の感情を押し殺さなくてはやりぬけない仕事のことだ。・・・そしてここにきて、この「感情労働」があらゆる職種に広がり始めている。 ・・・「ひと相手の仕事は昔からあっただろうと、働く側の問題点を指摘する声もありますが、一概にそうではないと考えま

    まなざしの快楽 - なぜ「感情労働」は「マクドナルド化」によって対処されるのか
  • 想像力はベッドルームと路上から - 「分断」を促進したのは誰か。

    階層分析は手段 - 模型とかキャラ弁とか歴史とか 分断される団塊世代と団塊ジュニア世代 - 模型とかキャラ弁とか歴史とか この構図自体に異論はないのだけど、これもある種偏った視点によるものだと思うので勝手に反論。もちろん、安易な世代論で語ることは愚かだということは前提とした上で。 「団塊ジュニア世代の労働条件悪化は自民党によって作られた」という部分は全くその通りだと思うのだけど、では「当の団塊世代は一体何をやっていたのか」という部分に言及されていないのはちょっと甘いと思う。 例えば来であれば労働者を守るべき「労働組合」が、「非正規雇用者」の組織化へ格的に乗り出したのは極々最近のことだし、それですら「ワーキングプア」などの問題が社会問題として広く認知され、同時に既存の労働組合に対する「非正規雇用者からの批判」に直面してから慌てて行われたもののように見える(というか事実そうだろう)。 また

    想像力はベッドルームと路上から - 「分断」を促進したのは誰か。
  • 感情労働」と「キレる」客

    久しぶりのブログへの執筆です。忙しくて、自分でネタを考えて書く暇がありませんでした。これまでけっこう書くことができたのは、書き込んでもらったコメントをネタにして書いたりしていたからですが、こちらが書かないとコメントももちろん書き込んでもらえず、コメントを書き込んでもらえないと書くネタがなく、という悪循環でご無沙汰したというわけです。 きょう沈黙を破って(?)書こうと思ったのは、ある偶然の一致のせいです。きょうの朝、電車の中の雑誌『AERA』のつり革広告で「『感情労働』時代の過酷――ひと相手の仕事に疲れ果てるとき」という記事の見出しが目に留まりました。ちょうど偶然にも、きょうの講義で「感情労働」の話をする予定だったので、参考になるかなと乗換駅の売店で早速買って電車の中でぱらぱら読んでみました。記事そのものは講義の参考にはあまりなりませんでしたが、まあ、その日の朝に読んだ雑誌を資料になるかなと

    感情労働」と「キレる」客
  • フリーターが採用されないわけ Doblog - Joe's Labo -

    年功序列を基とする昭和的価値観は、企業内だけではなく、社会のあらゆるところでも見られるものだ。 その代表はプロ野球。来、完全実力主義の世界であるべきなのに、少なくとも監督人事については プレイヤーとしての実績を要求する球団が多い。特に巨人なんて、ジャイアンツの選手として実績を残した 人間以外は、絶対に認めようとしない。一昨年、星野氏の招聘が議論された時、「OB以外にポストを渡すな」 とOB会が強行に反対したことは、いまだ記憶に新しい。 要するに、プレイヤーとマネージャーのキャリアパスが分かれていないのだ。 これは年功序列組織の典型と言っていい。 一方、比較的プロスポーツとしての歴史が浅く、また世界的に競技が普及しているサッカーの場合、 昭和的価値観はあまり見られない。監督として実績のある人間を外部からばんばんスカウトしてくるし、 時には他チームから引き抜いたりもする(フロンターレの関塚

  • 『ワーキング・プアから抜け出せないシングル・マザーたち』

    中央公論に「ワーキング・プアから抜け出せないシングル・マザーたち」橘由歩さんというノンフィクション・ライターの方が書かれた論考が掲載されてます。これいいなあー。 論考の「起」は、昨今バッシングされてきた「若い母親」の子殺し事件事件の背景を追いながら、そこから、シングルマザーの置かれている現状について、考察を深める。シングルマザー世帯の生活実態の数値分析、世帯所得分析、国際比較、当事者のインタビュー&ルポ、専門家のコメント、文献調査と、非常に多角的で、なおかつわかりやすくそして刺激的(ほめすぎ?)。読んだ方で、もしかしたら詰め込みすぎっていう感想をお持ちの方もいるかと思いますが、・・・・まあ、もっとページ割けばよかったのに。手間かかっていらっしゃると思いますし、プロのお仕事かと。 抜粋してご紹介させていただきます。ライターさんの写真をみるときっと同じ年くらいの女性かなあー。雨宮処凛さんとい

  • 風の旅人 編集便り   〜放浪のすすめ〜 - 下流志向なのではなく

  • ものすごいコピー:亡霊化 - フリーターが語る渡り奉公人事情

    最近、読んでいる最中ののなかで、ものすごいコピーを見つけてしまった。 「亡霊化」だ。 ここでこんな風に使われていた。↓ 「均質化は、均質化されざる部分を異質なものとしてかえって焙り出すことになる。それゆえ、人々をよき国民の方へと治療する国民化に並行して、非国民的存在の隠蔽あるいは抹殺の操作がなされる。(中略)よき国民の定義から排除された日組織・非定住・非家族の存在は、下層労働市場にゆだねられ、流動化する(中略)マジョリテイとの連続性を断ち切られた下層マイノリティは、そこにいてもいない、ありえないものとして亡霊化され、放置される。ようやくマジョリティの目に映るマイノリティの現実も、愚か者たちによる自業自得の結末として感受される。Z/バウマンが『排除されることは社会的な処刑ではなく、社会的な自殺の結果として示されるのだ』と述べたのはそういうことである」 (「不埒な希望」刈谷歩 偏 松籟社20

    ものすごいコピー:亡霊化 - フリーターが語る渡り奉公人事情
    kenjeen
    kenjeen 2007/03/13
    メモ 亡霊化
  • 参考:赤木智弘「『丸山眞男』をひっぱたきたい」(抄) - アフガン・イラク・北朝鮮と日本

    ※前号記事の参考資料として、雑誌「論座」2007年1月号所収の標記論考から幾つか特徴的な箇所をテキストアップしました。ブログでの紹介記事だけでは、その余りにも刺激的・挑発的な論理展開故に、誤読の可能性も無きにしも非ずと判断しましたので。その趣旨から言うと来は全文転載が最も好ましいのかもしれませんが、そうすると著作権との絡みもあるし、テキストアップに余りにも時間がかかるので、ここでは抄録(一部引用)形式での紹介に止めされて貰います。 ※記事はあくまで参考資料としての扱いに止めたいので、コメント投稿をされる場合は、全て前号記事「戦争を待望するワーキング・プア」のコメント欄の方にお願いします。 「『丸山眞男』をひっぱたきたい」31歳フリーター。希望は、戦争。(赤木智弘) (前略) バブル崩壊以降に社会に出ざるを得なかった私たち世代(以下、ポストバブル世代)の多くは、これからも屈辱を味わいなが

    参考:赤木智弘「『丸山眞男』をひっぱたきたい」(抄) - アフガン・イラク・北朝鮮と日本
  • ■ - for dust you are and to dust you will return

    の高校生や大学生に、「なぜ人々を平等にしようとした社会主義は結局失敗してしまったのか」という問いを行うと、おそらく圧倒的に多い回答が次のものだろう。「社会主義では、お金が平等に分けられるので、人々は努力をしなくなった。だからみんな怠けてダメになった」この見解は、日では通俗化されたもので、「だから競争の中で努力しなければいけないんだ」という日人の勤勉な意識が透けて見える。 同じ質問をヨーロッパ人にすれば、どう回答するだろうか。 私は留学中に「ソ連などの社会主義国が失敗した原因は何か」という問いをヨーロッパ人に対して3回ほど行ったが、各人に差はあれど、「失敗した社会主義国」の代表格であるソ連が結局は独裁の横行する危険な国家になってしまったことに言及した。結局は、社会主義はスターリンの粛清を生み出してしまった。それは社会主義者の一部が(もしくは社会主義者の多く)が暴力的で革命や暴動を好む

    ■ - for dust you are and to dust you will return
  • 第7回 戦争は“希望”なのか? - MouRa|萱野稔人、国家|萱野稔人「交差する領域~<政事>の思考~」

    This domain may be for sale!