移民ビジネス――日本の携帯業界ではあまり聞き慣れない事業だが、“移民大国”と言われる米国では、大規模な携帯市場の1つとして、さまざまな事業者がサービスを提供している。そんな米国の移民マーケットにKDDIが参入する。KDDIの100%子会社であるKDDI Americaが、米国のMVNO(仮想移動体サービス事業者)であるLocus Telecommunications(Locus)とTotal Call International(Total Call)に出資をすることで合意。KDDIはグローバル事業のさらなる拡大を狙う。 KDDIは海外での新規事業を興すにあたり、未開拓の市場で、高い経済成長の可能性を秘めている開発途上国に着目。2009年11月には、バングラディッシュ最大のISPであるbrancNetへ出資し、同国で通信インフラを構築することを発表。今回の移民ビジネスは、brancNet出
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