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philosophyに関するkenjiro_nのブックマーク (134)

  • 森達也『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』書評 当事者の代弁に隠れている欺瞞|好書好日

    「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい 正義という共同幻想がもたらす当の危機 著者:森 達也 出版社:ダイヤモンド社 ジャンル:社会・時事・政治・行政 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい―正義という共同幻想がもたらす当の危機 [著]森達也 とても長い、しかも問いかけの形を採った題名。その言葉の響きは挑発的でさえある。では、いったい何を問おうというのか。BS放送の対談番組で死刑廃止論を展開した際に(森氏の死刑論は『死刑』に詳しい)一部の視聴者から寄せられた批判の多くが、「死刑制度がある理由は被害者遺族のため」という論調であったことに対して、著者はこう問う。「もしも遺族がまったくいない天涯孤独な人が殺されたとき、その犯人が受ける罰は、軽くなってよいのですか」。詭弁(きべん)のように聞こえるかもしれないが、続けて読んでいくと、著者が

    森達也『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』書評 当事者の代弁に隠れている欺瞞|好書好日
  • 自分が「凡庸な悪人」かもしれないという自覚について - H-Yamaguchi.net

    手短に。2013年9月21日付朝日新聞「耕論」欄に「不良図書と呼ばれて」というのが出ていた。最近話題になった「はだしのゲン」問題について、デザイナーの高橋ヨシキさん、精神科医の斎藤環さんが論じているのだが、この中で「「臭いものにフタ」よほど有害」というタイトルがついた高橋ヨシキさんの主張が面白かった。 以下、一部引用。 「国民的」にみんなが無批判に乗っかっていく風潮と、そんなヌルい状況を揺さぶるような表現を「過激だ」といって排除したがる風潮はコインの裏表で、それを支えているのは、映画を、「泣いた」「笑った」ではなく、「泣けた」「笑えた」と評するタイプの人たちです。 彼らにとっての表現は、自分が気持よくなるためのツールでしかない。映画「美女と野獣」を見て「泣けた」とか言うわけですよ。だけど自分が、野獣を「殺せ」と取り囲む側の人間かもしれないということには想像が及ばない。 リンカーンの偉大

    自分が「凡庸な悪人」かもしれないという自覚について - H-Yamaguchi.net
  • メディアと広告とを憂う - zakkuri_zakkuri's blog

    2013-08-01 メディアと広告とを憂う 先日、とあるクライアントさんと「最近PRというものが分かっていない広告代理店、特にネット系の広告代理店が多いですねえ」という嘆きのような怒りのような、そんなお話を1時間ほどずっとお伺いするという機会がありました。 立場は違えど、ワタシ自身も広告代理店の担当者が果たして「PR」と「広告(宣伝)」とがきちんと分かっているんだろうか?ということを疑問に思っていた折だったので、「うんうん」とうなずくことが多かったのですが、最近特にネットとかデジタル界隈の業界でこのあたりがぐちゃぐちゃになっている人が多いのではないでしょうか? そもそもメディアというのは、読者だったり視聴者だったりに支えられているものです。もちろんその運営に当たってはテレビ局であればスポンサー収入、新聞であれば広告収入と販売収入の2柱。まあマスコミであれば事業外収入や興行収入、不動産

  • 自分が作る幸せじゃないと面白味が薄い

    <自分が作る幸せ> ウォーキング 料理 水泳 読書 絵を描く <与えられる幸せ> ネットサーフィン ぱちんこ テレビ おかずみながらオナニー ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 自分が行動して自分に供給する幸せでなければ。 相手に依存する幸せというのは。 つまらないとわかった。

    自分が作る幸せじゃないと面白味が薄い
  • 「なだめる左翼」の可能性 - rna fragments

    宥める左翼 (sociologbook) 「煽る左翼」から「宥める左翼」へ。保守的であるというのは現状の社会が現実に回っていることを重視して変化を避けるということだと思っているのだけど、今時の「保守」は現状肯定じゃなくて現状否定(幻想の過去の肯定)の傾向が強くて「煽る右翼」になっている。対立軸は左/右というよりは煽る/宥めるなのか。 でも「宥める左翼」って難しいと思う。友達なくすし。みんなで盛り上がってるのに何言ってんの? 何様のつもり? みたいな。 追記 運動やってる人の中には個人的な体験から「鬼」になってしまっている人もいる。鬼に人の言葉は届かない。しかし、人が人のままでは生きていけないために鬼になるのだとしたら、鬼に人の心を取り戻してくれ、なんて言えない。どうすればいいのかさっぱりわからない。 トラックバック: 現状を否定する者達

    「なだめる左翼」の可能性 - rna fragments
  • (コメント欄)共産党は癌なのか - 紙屋研究所

    参院選の結果を受けての、東浩紀のこの発言。 共産党は日の癌だ。共産党の主張が悪いというのではない。絶対に為政者にはならないという安心感のもとに、為政者への不満だけを吸い上げる党という存在がある、その事実が日政治をひどく損ねている。共産党の批判は決してぶれないから、そこに不満が流れ込む。でもそれはなにも変えないのだ。 https://twitter.com/hazuma/status/358984438501224448 Twitter / hazuma: 共産党は日の癌だ。共産党の主張が悪いというのではない。絶対 ... この人が、どうして政治的な迷路にハマリ込んでいってしまったのかがわかる。前から言ってるけど、東は自分なりに何か切実な問題(保育園をふやして、とか、生活保護を切り下げないで、とか)をかかえて政治にかかわってみれば、「『共産党はなんでも反対だから』みたいな居酒屋談義を

    (コメント欄)共産党は癌なのか - 紙屋研究所
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2013/07/23
    「現実の為政者はタテマエでモノを言ってるんだよってこと。」/あと件の東氏の発言については一定年齢層以上に見られる共産主義フォビアが無意識のうちに出たものだとも思っている。
  • 「キッチュ論」ノート(その2) - 愚智提衡而立治之至也

    「キッチュが何故支持されるのか」というテーマにおいて,「群衆」を考えることは重要な要素であろう。以下,『群衆-モンスターの誕生』(今村仁司著/筑摩書房/1996年1月発行/ちくま新書56)を補助線に据えながら,思ったことどもをつらつらと。 乱暴に要約してしまうと,「群衆とは集団や組織の類型ではなく,ひとつの“傾向”なのである」という。その傾向はいくつもの集団を横断する「情念の均質化」を伴い,均質化に同調しない他者の排除や差別がそこに起こる。 また,均質化された群衆は指導者を群集の中から生み出す。今村は 「指導者という第三項をおのれの内部からたたきだして,それを媒介にしないでは「自己」同一性を確認できないのが情念の共同体なのである」(前掲書p188) と述べているが,ここで僕は,今村が指摘していないもうひとつの指導者への傾倒の理由を持ちだしてもいいのではないかと考えている。平井正が『ゲッペル

    「キッチュ論」ノート(その2) - 愚智提衡而立治之至也
  • 世のネットユーザーがみんな梅田氏や平野氏なわけじゃない :Heartlogic

    世のネットユーザーがみんな梅田氏や平野氏なわけじゃない   いろいろ書く肴にしようかと思っていた「ウェブ人間論」だけど、2回目を読んだらかなりの部分について、ネチネチ絡む必要もないかなあ、という気分になってきた。年末年始にいろいろブログに書こうと思っていたのに、子守りに追われていたら休みも終わってたし。 梅田氏も平野氏も、立派な成功者であり高い能力を持った人物である そうした中でも、書き留めておきたいことが一点ある。語り手の両氏が、既に多くの実績を残して評価も固めた成功者である梅田望夫氏と、デビュー作で芥川賞を取った平野啓一郎氏という、どちらも社会的評価を得た「立派な人」であり、「能力のある人」である、ということだ。お二人ともネットに住む大多数の有象無象・一般大衆・海千山千・匿名の群集・衆愚の皆さまとは自ずと自意識のありようも違うだろうし、立ち居地も異なるだろう。それはもう、非モテと脱オタ

  • 愚行権とか、啓蒙の暴力とか - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「問題は疑似科学ですらない」@地下生活者の手遊び 「愚行権」にせよ、「啓蒙の暴力」にせよ、実に粗雑な使われ方をしてるのをよく見かける。あまりに酷いので、当面、自分で使うのは自粛しているくらいなんだけど、またか、という感じではある。 「愚行」を支えるもの とりあえず、愚行権とはどういうものか、tikani_nemuru_M氏の記事もあるわけだが、そのまた元ネタであるところのミル『自由論』に遡って引用してみる。 ……社会が個人として強制と管理という形で干渉するとき、そのために用いる手段が法律による刑罰という物理的な力であっても、世論による社会的な強制であっても、その干渉が正当かどうかを決める絶対的な原則を主張することにあるのだ。その原則はこうだ。人間が個人としてであれ、集団としてであれ、誰かの行動の自由に干渉するのが正当だと言えるのは、自衛を目的とする場合だけである。文明社会で個人に対して力を

    愚行権とか、啓蒙の暴力とか - モジモジ君のブログ。みたいな。
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2013/07/01
    私が読みたいネット掲示板での非難中傷のような話ではなかった。
  • ネット炎上で岩手県議が自殺との報に触れて:クロサカタツヤの情報通信インサイト

    <岩手県議>小泉氏、車内で自殺か 病院非難でブログ炎上 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000019-mai-soci 毎日新聞 6月25日(火)10時11分配信 25日早朝、岩手県一戸町の大志田ダム付近の車の中で、男性がぐったりしているのを通行人が発見し、110番した。県警二戸署によると、男性は小泉光男・岩手県議(56)=二戸選挙区選出=で、既に死亡していた。自殺の可能性が高いとみて捜査している。小泉県議は、自身のブログが「炎上」したばかりで、同署が関連を調べている。 小泉県議は5日に更新したブログで、同県立中央病院を受診した際に番号で呼ばれたことに腹を立て、「刑務所に来たんじゃない」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」などと書き込んだ。非難の声が殺到してブログを閉鎖。17日に謝罪会見を開いた。 小泉県議は

    ネット炎上で岩手県議が自殺との報に触れて:クロサカタツヤの情報通信インサイト
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2013/06/25
    よく分からないエントリ。以前高木浩光氏に非難されたことへの意趣返しをしたいようにも取れるが。
  • 「社民党はなぜ潰れないのか」

    夜羽音♋️新冠🦠肺炎から生還。描くよマンガ。 @johanne_DOXA 「社民党はなぜ潰れないのか」について、よくわかってない人に説明。現在の社民党は1996年「日社会党」分裂の際に旧「民主党」の鳩山由紀夫らが主張した「排除の論理(流行語大賞)」に反発して三宅坂に残った組織。半数は民主党に移籍し、さらに一部が離反し「新社会党」になった(承 2013-06-24 00:09:05 山夜羽音♋️新冠🦠肺炎から生還。描くよマンガ。 @johanne_DOXA 承前)この時、支持労組や地方組織の対応が割れた。従来から社会党は左右の路線対立を一貫して抱え、1970年代に割れた右派系は「民社党」になった(因みに民社党は解党後も「民社協会」という組織内組織=フラクションを形成して勢力を維持している)。労組の支持も民主、社民、新社会に割れた(承 2013-06-24 00:14:10 山

    「社民党はなぜ潰れないのか」
  • 佐倉『「便利」は人を不幸にする』:くだらないラッダイト抑圧反文明論。ドラエモンすら読み損ねている。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    「便利」は人を不幸にする (新潮選書) 作者: 佐倉統出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/05/24メディア: 単行この商品を含むブログ (5件) を見る 題名を見た瞬間にどんなかわかると思う。便利すぎるのはよくないんだって。生活に不便を取り戻さなくてはならないんだって。消費社会というのは無理矢理、便利を生み出し続けなくてはならず、それがよくないんだって。 ここにある発想は、人々は便利なんか求めていないんだけれど、産業社会とか資家とか電通とか悪いやつらが、無理矢理便利さを人々に押しつけていて不幸になっているという図式。人々はバカで、自分にとって何が幸せかわかっていなくて、したがっておえらい学者様(佐倉みたいな)が適正な不便さを決めてそれを人々に強制しなければ、社会の価値観なるものを無理矢理ひっくり返してやらなければ、というわけ*1。 でも実際は、便利なものを求めるのは一般の

    佐倉『「便利」は人を不幸にする』:くだらないラッダイト抑圧反文明論。ドラエモンすら読み損ねている。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2013/05/29
    コメント欄に著者の方が来て論戦になっている。というか山形氏がキレてるのは氏のマッチョ性を差し引いても何とも情けない限り。 cf. id:entry:148099242
  • 社畜の異常な愛情/または日本人は如何にしてラクするのを止めて労働を愛するようになったか - デマこい!

    マイケル・サンデルによれば、アメリカ人は「失敗に報酬が支払われること」を許しがたい不正義だと感じるらしい。比べて日人はどうだろう? 「労働せずにカネを得ること」にやたらと厳しい……という印象を私は感じる。右派と左派、保守とリベラルを問わず、「働かざるものうべからず」と主張する。 ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上) 作者: マイケルサンデル,Michael J. Sandel,NHK「ハーバード白熱教室」制作チーム,小林正弥,杉田晶子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/10/22メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 25人 クリック: 151回この商品を含むブログ (56件) を見る これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学 作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/

    社畜の異常な愛情/または日本人は如何にしてラクするのを止めて労働を愛するようになったか - デマこい!
  • 情報共有の未来 - resolution

    おそらく2005年頃からブログを読ませていただいているのだが、いまだに何をしている人かよくわからないyomoyomoさん。雑文書き、翻訳などがMakeの紹介文にあったと記憶しているが、とにかくいろいろな分野に対して造詣が深い(褒めてます)。そんなyomoyomoさんのWired Visionでの連載が、達人出版会で電子書籍になったので読んでみた。 情報共有の未来【電子書籍】yomoyomo 達人出版会 発行日: 2011-12-30 対応フォーマット: EPUB, PDF 詳細を見る 単に4年間の連載をまとめただけでなく、各記事に対して自らコメントを残しているのが非常に良い。動きの速いウェブの世界では4年も経てば新展開があるわけで(同じことを繰り返してるだけかもしれないけど)、(4年といえども)後世の歴史家の視点で当時を振り返るコメントがあると文章に新たに命が吹き込まれた感じがする。長く連

    情報共有の未来 - resolution
  • しあわせのトンボ:「正しい」とは=近藤勝重- 毎日jp(毎日新聞)

    村上春樹氏の作品には、正しいかどうか、と自問する場面がよく出てくる。「村上春樹の読みかた」というで、著者の一人、早稲田大学教授の石原千秋氏も「ノルウェイの森」のセックス場面などを例にそのことをるる解説している。氏によると「1Q84」のBook1、2に「正しい」とそれに類する単語は14回も出てくるそうだ。 ぼくの場合は以前、比較的初期の短編「蛍」を読んで、「正しい」という言葉の使われ方に興味を持った。自殺した友人の恋人と関係して「そうすることが正しかったのかどうか僕にはわからない」という箇所と共に、次の文章も印象に残った。<僕にしても彼女にしても当は十八と十九のあいだを行ったり来たりしている方が正しいんじゃないかという気がした。十八の次が十九で、十九の次が十八−−それならわかる。でも彼女は二十歳になった> 「正しい」という言葉には、村上氏の良き対談相手だった心理学者の河合隼雄氏もこだわっ

  • 「ナリワイをつくる―人生を盗まれない働き方」書評 就職の対極にある生き方を|好書好日

    ビジネスでもワークでも趣味でもない。「ナリワイ(生業)」で、現代社会を痛快に生きる! 非バトルタイプのための、ゆるやかで、滋味溢れる働き方を紹介します。【「TRC MAR… ナリワイをつくる―人生を盗まれない働き方 [著]伊藤洋志 仕事に困っている人、必読である。とにかく面白いし、力が湧く。 ナリワイとは生活そのもの、あるいはそのための仕事の意味だ。書での定義を要約すると、時間と健康をお金に換えるのではなく、頭と体が鍛えられて技が身につき、個人でおこなえる小規模の、人生を充実させる仕事のこと、である。資主義社会におけるゲリラ作戦、とも表現する。就職の対極にある生き方の、堂々たる提案なのだ。 そんな仕事あるわけないと、私は思わなかった。なぜなら江戸時代の仕事の大半はそういうものだったからである。お百姓は自力で家もべ物も衣類も調達でき、布や紙を出荷する職人兼商人でもあったし、鳶職(とびし

    「ナリワイをつくる―人生を盗まれない働き方」書評 就職の対極にある生き方を|好書好日
  • 上智大学グローバル・コンサーン研究所

    都市開発と貧困者 ~インドネシアの事例を中心に、そして日は?~ 日時:2012年6月21日(木) 17:00-19:00 場所:上智大学 中央図書館 9階911教室 講演者:Abhayuth Chantrabha氏 日財団APIフェロー、グローバル・コンサーン研究所客員所員。Community Organization for People’s Action(COPA)等でのコミュニティ・オーガナイザー。アジア諸国のスラム・貧困・野宿の問題に深くコミットし、各地の住民運動をつなげようと奔走中。 慰安婦問題連続上映会 ~知っていますか? 考えてみませんか?~ 第1回「終わらない戦争」 日時:2012年6月19日(火) 17:00上映開始(16:30開場) 会場:上智大学 中央図書館 9階921号室 第2回「カタロゥガン!ロラたちに正義を!」 日時:2012年6月29日(

  • ル・モンド・ディプロマティーク日本語版 - ル・モンド・ディプロマティークで世界を読む

    2019年4月と2021年10月の2度のクーデターのあと軍事政権を分かち合ってきた国軍と民兵団が、2023年4月15日に決裂して戦闘を始め、スーダンは内戦に突入した。遠因は19世紀のエジプトによる征服以来の首都と地方の格差と、国として統一性を考えない統治にある。エジプト、ロシア、アラブ首 (...) →

  • なぜ「村上春樹になってはいけない」のか

    文学研究者 助川幸逸郎 1967年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、横浜市立大学のほか、早稲田大学、東海大学、日大学、立正大学、東京理科大学などで非常勤講師を務める。専門は日文学だが、アイドル論やファッション史など、幅広いテーマで授業や講演を行っている。著書に『文学理論の冒険』(東海大学出版会)、『可能性としてのリテラシー教育』、『21世紀における語ることの倫理』(ともに共編著・ひつじ書房)などがある。最新刊は、『光源氏になってはいけない』(プレジデント社)。 ツイッターアカウント @Teika27 この連載をはじめるにあたり、村上春樹の主要作品を読みかえしてみました。 最新作の『1Q84』をべつとして、どの作品からも、かつてよりもふかい感銘をうけました。以前は読みながしていた細部に、つよいリアリティがやどっていると気づかされ

    なぜ「村上春樹になってはいけない」のか
  • バーナーズ=リー「世の中はようやく、インターネットが誰にも属さないことに気がついたようだ」

    Berners-Lee: World Finally Realizes Web Belongs To No One | Wired Enterprise | Wired.com いまこの記事をWebブラウザーで読んでいるのは、サー・ティム・バーナーズ=リーのおかげである。こんなふうにハイパーテキストを使ったり、http://www.wired.com/wiredenterprise/2012/06/sir-tim-berners-lee/のようなインターネット住所を使うが、実際のアドレスは目にしないのも、彼のおかげである。 90年代の初めにスイスのCERNの核研究所で、最初のWebブラウザーが作られようとした時、この英国生まれのバーナーズ=リーは、アドレスは技術者しか見なくてもいいようにシステムを設計した。最初のWebブラウザーは、テキストとハイパーテキストしか表示せず、キーボードで何もタ