ドイツ北部トーデンドルフの軍事基地で演習に参加する自走式対空砲「ゲパルト」。同国軍提供(2004年10月7日撮影、2022年4月26日提供)。(c)AFP PHOTO / HANDOUT /MICHAEL MANDT / BUNDESWEHR 【4月27日 AFP】ドイツは26日、ウクライナに自走式対空砲「ゲパルト(Gepard)」を供与すると表明した。兵器供与に慎重だった独政府の政策転換が明確になった。 クリスティーネ・ランブレヒト(Christine Lambrecht)独国防相が、南西部ラムシュタイン(Ramstein)にある米空軍基地で開かれた国際国防相会議で表明した。 政府筋によると、供与するのは独軍のものではなく、独防衛機器大手クラウス・マッファイ・ベグマン(KMW)が保管していたもの。10年前に退役しており、近代化改修が必要だとされる。 ランブレヒト氏は独軍の兵器保有量に限り