kikannshatohmasのブックマーク (852)

  • MED2024が開催されます! | 村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

    2024年8月21日 シンクタンク・ソフィアバンク MEDとは? 9月29日(日)、お台場の日科学未来館で、ソーシャル・イベントMED2024が開催されます。私が所属するシンクタンク・ソフィアバンクが共催します。 MEDとは、Make Everyone Delightedの略で、「いのちの場から、社会を良くする」志を抱く人が集う場です。 これまでに300人近い各分野のフロントランナーがプレゼンターとして登壇し、多くの参加者が気づきと学びを得てきました。私も2022年に登壇の機会をいただきました。 2023年は共催者の一人として参加しました。その内容は次の参加報告でご覧になれます。 MED Japan2023報告:この社会をよくするために、小さくても何かをやってやろうhttps://hiroyukimurata.jp/archives/21027MEDとは、Make Everyone De

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    kikannshatohmas 2024/08/20
    MEDとは「いのちの場から、社会を良くする」志を抱く人が集う場。これまでに300人近い各分野のフロントランナーがプレゼンターとして登壇し、多くの参加者が気づきと学びを得てきました。
  • 脳の見える化で認知症予防に有用な生活習慣がわかる

    シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第208回 認知症は前頭前野の機能が低下した状態 筆者らが06年より提唱している「スマート・エイジング」の必要条件の一つが「脳を使う習慣」だ。特に大脳の前頭葉にある「前頭前野(ぜんとうぜんや)」を使う習慣が重要だ。 この領域は脳の司令塔と呼ばれ、脳の他の領域を制御する最も高次な中枢だ。思考する、行動や感情を制御する、コミュニケーションする、意思決定する、意識を集中する、など多くの重要な機能を担っている。 前頭前野が何らかの理由で働かず、認知機能が低下した状態が認知症だ。図1は、脳の見える化装置の一種であるNIRS(近赤外線分光装置)で脳の活動状態を撮影したものだ。 健康な人は前頭前野が活発に働いている(赤色部分)が、認知症の人は前頭前野が働いていない(青色部分)。 長時間のテレビ視聴は前頭前野の機能を低下させる 私たちは、こうした装置を

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    kikannshatohmas 2024/08/09
    脳の可視化技術の発展で日常生活で使用する企業の商品・サービスを脳活動の観点から科学的に評価できる時代となった。こうした評価が「認知症予防につながる」という価値を向上することになる。
  • アンケートやインタビューではわからない顧客の「不」を知る方法とは?

    高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第85回 どうやって顧客の「不」を把握するのか 先日、企業経営者向けの講演で「不満・不安といった顧客の『不』の解消がビジネスチャンスになることはわかったが、そうした『不』をどうやって把握するのか」という質問を受けました。 一般に顧客は、一部のクレーマーを除いて、たとえその商品やサービスに不満があっても、自分の気持ちをなかなか表に出しません。相手に直接的に不満を伝える行為は、手間と心的エネルギーが必要で面倒だからです。 したがって商品提供側は、まず「自分が顧客だったら、自社の商品・サービスをどう感じるか」を想像することが重要です。 ところが、これが意外に難しい。人は、他人の目線より自分の目線で見てしまいがちだからです。 また若年層のスタッフがシニア顧客の気持ちを細やかに想像するのは一般に難しいでしょう。「シニアとはこうだ」などの一方的な思

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    kikannshatohmas 2024/08/06
    アンケートやインタビュー調査で得られる主観指標は、回答者の主観バイアスがかりやすい。脳活動計測などのニューロリサーチを核とした生体情報計測による生体指標や行動指標を用いると主観バイアスを除外できる。
  • 吉野家の「トク牛」飲料以外のヒット商品がごく少ないトクホで異彩を放つ

    シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第207回 トクホの77%は既に販売を終了している 機能性表示品が社会的注目を浴びたことで、特定保健用品(トクホ)への関心も高まっている。 トクホは、健康に役立つ効果が科学的に証明された品だ。有効性・安全性を消費者庁が個別に審査して許可する。有効性の証明として、査読付きの研究雑誌に掲載されることが条件で、機能性表示品に比べてかなり厳しい。 一方、トクホとして許可された1038件のうち、22年度販売実績があるものは239件で、割合では23%しかない。つまり、トクホの77%は既に販売を終了している。 機能性表示品の場合、同様の割合が59%(24年2月23日現在)なので、トクホの状況はさらに厳しいと言える。 飲料以外のトクホのヒット商品は極めて少数 実は販売実績があるトクホのうち、ヒット品はほとんどが飲料だ。飲料以外では、ヨーグル

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    kikannshatohmas 2024/07/09
    トクホとして許可された1038件のうち77%は既に販売が終了。しかもヒット食品はほとんどが飲料。その中で吉野家のトクホ「トク牛 サラシアプレミアム」が22年7月発売以来の累計出荷数が6月現在13万食を突破した。
  • なぜ、調査会社に委託した市場調査の90%は役に立たないのか?

    高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第84回 顧客ニーズが直接見える仕組みを「自前」で持つ方がはるかによい シニア市場に進出するために何から始めたらいいのか—こんな質問を時々受けます。私の答えは、顧客ニーズが見える仕組みを「自前で持つ」ことです。 一般に大企業がシニア市場への足がかりとして最初に行うのが、調査会社にアンケートやグループインタビューなどの市場調査を依頼することです。しかし、私が見てきた限り、そうした調査結果の90%は役に立っていません。 その理由は、調査会社の調査能力が欠如しているからではありません。(もちろん、そういう場合もありますが)むしろ、調査を依頼する企業側に問題が多いのです。 それは、調査を依頼する企業が、シニア市場でどんな商品やサービスを事業化し、どう売っていくのか、といった戦略仮説を持っていないことです。 とりあえず市場の潜在ニーズを調べてみよ

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    kikannshatohmas 2024/07/03
    調査会社に委託した市場調査の90%は役に立たない。顧客ニーズを知る効果的方法はコールセンターを自前で持つこと。電話だとシニア顧客の生の声や要望を聴く機会が増え、潜在ニーズが見えやすくなる。
  • 最大150万円・2/3助成 高齢者向け製品・サービスの販路開拓を支援! | 村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

    公益財団法人 東京都中小企業振興公社 東京都中小企業振興公社が、高齢者向け製品・サービスの販路開拓支援事業のエントリーを開始しました。 この事業は、東京都内の中小企業を対象として、アクティブシニア向け製品・サービスから、健康・介護関連の製品・サービスまで、「高齢者・シニア」をターゲットとする製品・サービスの、展示会出展や自社Webサイト制作など販路開拓に必要な経費等を《最大150万円・助成率2/3》助成するものです。(ちなみに、事業における「高齢者・シニア」とは概ね55歳以上を指します) 高齢者・シニア向けの製品・サービスをお持ちの中小企業の皆さんは、ぜひ、このお得な機会を活用すべく、エントリーしてみて下さい! 助成対象商品 助成対象商品は、以下に該当する自社の製品・技術・サービスです。 活躍の場づくり:高齢者・シニアの社会参加や就労支援など活躍を後押しする製品やサービス 移動支援:高齢

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    kikannshatohmas 2024/06/25
    東京都内の中小企業を対象として「高齢者・シニア」をターゲットとする製品・サービスの、展示会出展など販路開拓に必要な経費等を《最大150万円・助成率2/3》助成
  • シニアの消費は「年齢」ではなくシニア特有の「変化」で決まる

    不動産経済Focus & Research 知っていると便利 シニアビジネスの極意 「加齢による身体の変化」と消費行動の特徴は? シニア市場をどう攻略するか、という議論が企業でなされる時、必ず出るのがシニア市場を年齢によってセグメント分けするやり方だ。 しかし、こうした「年齢によるセグメント分け」には注意が必要だ。なぜなら、私たちがモノやサービスを買うのは「何かの状態が変化した時」であり、必ずしも「ターゲット顧客の年齢」では決まらないからだ。 例えば、私たちの身体は一般に加齢とともに変化し、中高年期には衰えていく。老眼、体力の衰え、皮膚の衰え、体型の変化、更年期障害、肩やひざの痛みなどの変化だ。これらを実感すると対処や予防のための消費が生まれる。 このような変化に対応した商品・サービスには、老眼鏡、ルーペ、白髪染め、補聴器、ウォーキングシューズ、トレーニングウエア、補整下着、各種サプリメン

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    kikannshatohmas 2024/06/20
    「年齢によるセグメント分け」には注意が必要だ。なぜなら、私たちがモノやサービスを買うのは「何かの状態が変化した時」であり、必ずしも「ターゲット顧客の年齢」では決まらないからだ。
  • 東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターとカーブスジャパン「タンパク質の網羅解析によるサーキットトレーニングの健康改善効果のメカニズムを包括的に解明する研究」を開始 | 村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

    スマートシニア・ビジネスレビュー 2024年6月19日 Vol.244 私が所属する東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターと株式会社カーブスジャパンは、6月18日に「タンパク質の網羅解析によってサーキットトレーニングが認知機能、腸内細菌、心理指標に 与える影響に関するメカニズムを包括的に解明する研究」を開始すると発表しました。 研究の背景と目的 これまでの研究により、習慣的な運動が認知機能(脳の健康)、腸内細菌(腸の健康)、メンタルヘルス(心の健康)に有益な影響を与えることが示されていますが、そのメカニズムは未だ明らかになっていません。 これら3つの健康には、血中タンパク質解析によって判明する因子(炎症、免疫、加齢制御因子)が関与していると推測されます。 そこで、研究では約千種類にわたるタンパク質の解析により、サーキットトレーニングの有益な効果を支持するメカニズムを明らかにす

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    kikannshatohmas 2024/06/19
    運動、タンパク質、腸内細菌、認知機能、心理指標といった包括的な指標から、それぞれの関連を明らかにすることで、加齢に伴う認知機能低下の抑制につながる関係性を明らかにします。
  • 高齢者の就労を促すには何が必要か 制度面とサービス面

    2024年6月12日 毎日新聞 政府発表の骨太原案に「高齢者の労働参加率の上昇ペース継続が必要」と記載 毎日新聞に私への取材を基にしたコメントが掲載されました。 記事の背景は、岸田文雄首相が11日に首相官邸で開いた経済財政諮問会議で「意欲のある人が年齢・性別にかかわらず、自由で柔軟に活躍できる社会を構築していく」と強調していることです。 高齢者らの労働参加の拡大の必要性を訴え、政府発表の骨太原案にも「高齢者の労働参加率の上昇ペース継続が必要」としています。 記事中で、高齢者の就労をめぐる企業とのミスマッチについての内閣府の20年調査結果の後に、次の通り紹介されています。 シニア向けビジネスに詳しい東北大の村田裕之特任教授は「高齢者はわず嫌いもあるので、求人と求職のミスマッチは根強くある」として、単発の就労機会を増やすため政府によるルール作りの必要性を説く。 高齢者の労働参加のネックとなっ

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    kikannshatohmas 2024/06/12
    高齢者の就労割合を増やすには①在職老齢年金の上限50万を70万円に変更すること②単発就労(トライアル)機会を増やして求人と求職とのミスマッチを減らすこと。働く側の意欲が高まる政策が必要だ。
  • 「機能性表示食品」という看板で消費者に売れるわけではない

    シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第206回 「機能性表示品」に登録された品の約6割が販売中止になっている シニアの健康不安の解消を謳う商品として、これまでに膨大な数の機能性表示品が市場に投入されてきた。 だが、小林製薬の機能性表示品「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人に腎疾患等が発生した事件を契機に、機能性表示品制度自体の信憑性が揺らいでいる。 実はこの制度に対しては、以前からその信憑性について疑問が上がっていたのだが、「紅麹コレステヘルプ」事件が大きな社会問題になったため、一段と批判が高まっている。 機能性表示品制度が2015年4月に始まって以来、2024年2月23日現在で8,028件もの品が届け出されている。届け出が承認されれば、製品に「機能性表示品」と表示でき、国によるお墨付きを得たと謳えるからだ。 一方、このうち販売中のものが3,382件。と言う

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    kikannshatohmas 2024/06/10
    メーカーは機能性表示食品の届け出にコストをかけるより、ターゲット消費者がその製品に求めている「機能性」「利便性」「コスパ感」に磨きをかけ、「トータルな商品価値」を高めるべき。
  • なぜ、シニア向け商品をひとまとめにした店舗は受けないのか?

    高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第83回 日ではシニア向けを謳った店舗・モールで成功した事例はほとんどない 先日、中国の企業経営者を対象に講演しました。シニア向けの商品事例を色々と紹介した後に、「シニア向け商品・サービスをひとまとめにした店舗は受けるのではないか?日にそうした事例はないか?」という質問を受けました。 質問者の意図は、シニア層が必要とする商品・サービスがひとまとめにあれば、利便性が上がり、集客力も売り上げも上がるのではないか、ということでした。 結論から言うと、日ではこうした店舗・モールで成功した事例はほとんどありません。 かつて、大手スーパーのイオンがシニアシフト戦略を推進していた頃、都内にあるイオン葛西店をそうしたモデル店舗にしようとしましたが、かなり苦戦しました。 「これがシニアに売れるはず」という思い込みだけでは売れない 主な苦戦理由は、「

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    kikannshatohmas 2024/06/05
    「シニア向け商品」を前面に打ち出した店舗やモールはジジ臭い・ババ臭い雰囲気になりやすく「売り手の企み」が見透かされやすい。この結果、シニア自身が行きたいと思うような場所にならない。
  • 吉野家の朝定食はパン食に比べ脳活動を活性化する

    2024年5月28日 村田裕之の活動 20代から50代の男性50人対象 朝摂取比較試験報告:発表のポイント 1.朝の「質」で脳活動と自律神経活動がどう変わるかを調べるために、20代から50代の男性50人を対象に全8週間のランダム化クロスオーバー試験を行いました。 2.吉野家の朝定(試験)を摂取した人は、市販のパン(対照)を摂取した人に比べ、認知課題実施時の「脳血流量」が統計的有意に増加し、脳活動が活性化することを確認しました。 対照は市販のパンを3パターン 3.吉野家の朝定を摂取した人は、朝摂取前に比べ摂取後に「心拍数」が統計的有意に増加することを確認しました。これは自律神経における交感神経が優位になることを示し、脳を含む身体の臓器の働きが活発になることを示すものです。 朝摂取前後の脳血流量の差 試験報告の概要 株式会社吉野家(社:東京都中央区、代表取締役社長:河村泰

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    kikannshatohmas 2024/05/28
    吉野家の朝定食を摂取した人はパン食を摂取した人に比べ、認知課題実施時の「脳血流量」が統計的有意に増加し脳活動が活性化すること、朝食摂取前に比べ摂取後に「心拍数」が統計的有意に増加することを確認。
  • スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家に選ばれ、シンガポールでの表彰式に出席しました

    2024年5月9日 第12回アジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワード 世代交代が進み、新たな世代が業界のリーダー的役割に 5月9日にシンガポールの有名なホテルMarina Bay Sands併設のコンファレンス会場で開催されたアジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワード(Asia Pacific Eldercare Innovation Awards)のGALAディナーで、2024年度の「スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家(Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur)」の表彰式に出席しました。 Dr. Lam, my old friend, passed me a trophy Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneurのトロフィー GALAディナーでは、イノベーションアワード受賞者の発表と表

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    kikannshatohmas 2024/05/15
    超円安で日本人が海外に出にくい環境となっていますが、日本の外に出ることで、日本以外の世界の様子を肌で感じることができます。それによって、逆に日本の良さ、素晴らしさもよくわかるようになります。
  • 元気でアクティブなシンガポールの高齢者 その秘訣は? | 村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

    2024年5月10日 シンガポール社会科学大学 特別講演会報告 日と異なるシンガポールの高齢者の積極的な反応 久しぶりの海外での一般市民向けスマート・エイジングの講演会でした。 講演内容は拙著「スマート・エイジング 人生100年時代を生き抜く10の秘訣」からの抜粋がベースです。主な内容は次をご覧ください。 スマート・エイジング 人生100年時代https://bb.hiroyukimurata.jp/hint/20521/気温37度を超える炎天下にも関わらず、定員を超える216名の方が参加され、会場はほぼ満席状態でした。参加者の年齢層は70代が中心で、次いで65歳から69歳までと80歳以上が多かったです。この年齢構成だと通常は講演の途中で舟をこぐ人が出てもおかしくないですが、そうした人は一人もおらず、約2時間、最後まで熱心に耳を傾け、質疑にも積極的に参加されていました。 会場はマリーナベ

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    kikannshatohmas 2024/05/15
    シンガポール市民100人に講演会。9割が50代から70代。日本の高齢者に比べてスマホなどの情報機器の扱いに慣れており、かつ、情報収集に貪欲。打てば響く反応。質疑応答はまるで小学校低学年のような全員挙手での積極性
  • 地域での新規事業のカギは都市部から見た強みを探すこと

    高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第82回 何もないように見える過疎地でいかにして新規事業を生み出すか 新規事業を成功させる人は、それまでの通説や一般常識にとらわれず、独自の差異化を実行する人です。 そして、独自の差異化は、その会社や地域の資源を強みに変えることで成し遂げている例が多いのです。 長野市の西に隣接する人口2200人強の過疎地、小川村にある株式会社小川の庄では、創業者の権田市郎氏が品加工会社で得た生産技術で、それまで単なる郷土だった「おやき」を商品化しました。 権田氏の販売経験・人脈を活かして販路を広げ、現在では全国の百貨店やスーパーで売られるようになりました。 私も実際に小川村に行ったことがありますが、山間の傾斜の多い場所で、お世辞にも耕作に恵まれているとは言えない土地です。 逆境こそ知恵の泉 地域で使えそうなものは何でも活用する しかし、必要は発明の

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    kikannshatohmas 2024/05/01
    成功する地方発シニアビジネスの共通点は、地域の資源を徹底的に活用して事業の強みに変えていること。地域の強みとは、実は大きな市場のある都市部から強みに見えること。
  • スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家に選ばれました | 村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

    2024年4月30日 村田裕之の活動 「スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家」とは シンガポールを拠点とするアジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワード(Asia Pacific Eldercare Innovation Awards)において、2024年度の「スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家(Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur)」に私・村田が選ばれました。 「スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家」とは、「事業活動を通じて人口の高齢化ニーズに応え、生活を向上させることに多大な貢献を果たした、日で最も革新的で影響力のある起業家」とのことです。 受賞者の選考は、イノベーション、インパクト、持続可能性、拡張性の 4 つの基準を満たす起業家に対して行われ、日および世界のシニアビジネス(Business of ageing)にお

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    kikannshatohmas 2024/04/30
    シンガポール拠点のアジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワードにおいて、2024年度「スーパー・エイジング・ジャパン卓越起業家(Super Ageing Japan Outstanding Entrepreneur)」に村田裕之が選ばれました。
  • 朝食習慣が「幸せ度」や「生活充実度」を高める脳科学的理由 | 村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

    穴吹コミュニティ さーぱすねっと 人生100年時代のスマート・エイジング 株式会社穴吹コミュニティが運営する入居者専用「さーぱすねっと 人生100年時代のスマート・エイジング」に『朝習慣が「幸せ度」や「生活充実度」を高める脳科学的理由』と題した小論が掲載されました。以下、その全文です。 朝を毎日べる人は、週2日以下しかべない人よりも「幸せ度」が高い 筆者らは朝習慣と「幸せ度」や「生活充実度」との関連性を20歳代から60歳代の働く人1000人(男性500人・女性500人)を対象に2010年と22年の2回調査しました。 調査では朝べる頻度に加えて、幸せ度の自己採点や幸せの基準、仕事に対する意識等について尋ねています。 その結果、朝を毎日べる人は、週2日以下しかべない人よりも「幸せ度」や「生活充実度」が高いことが明らかになっています。 朝習慣とウェルビーイングとの関係性:

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    kikannshatohmas 2024/04/25
    脳を働かせる朝食には①米のご飯、②ビタミンB1(豚肉に多く含まれる)、③アリシン(にんにく、ねぎ、ニラなどに含まれる)、④リジン(納豆、味噌、豆腐など豆類、卵黄に含まれる)等の栄養素を摂るのがカギ
  • シンガポールのためのスマート・エイジング戦略と超高齢社会・日本の知見 | 村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

    2024年5月10日 シンガポール社会科学大学&Ageing Asia 超高齢社会・日の知見をシンガポールに伝える 連休明けにシンガポールで講演することになりました。講演タイトルは「Smart Ageing Strategies and Insights from Super-aged Japan for Singapore」、翻訳すれば「シンガポールのためのスマート・エイジング戦略と超高齢国家・日の知見」となります。 現在の私の活動は、1)「スマート・エイジングの秘訣」を主に中高年の個人の方にお伝えすること、2)個人のスマート・エイジングを支える商品・サービスの開発や利用促進(シニアビジネス)を行う民間企業を支援すること、3)これら二つの活動で得られた知見を、これから社会の高齢化が進む海外諸国に伝えることです。今回の講演は3)に該当します。 私の活動:村田裕之オフィシャルサイトhtt

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    kikannshatohmas 2024/04/15
    講演では、個人のスマート・エイジング実現に必要なことは何か、それを支援する商品・サービスの事例と、それらを生み出すために何が必要かについてお話しする予定です。
  • 日本発のエイジテックが目指すべき方向とは

    シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第204回 高齢者向けに「テック」を使っただけでは価値は上がらない 近年、エイジテックのような「XXテック」という言葉が多い。フィンテック(Fintech)、フェムテック(Femtech)、ヘルステック(Healthtech)と言った具合だ。 だが、これらの言葉の背景には、テック=技術を使えばイノベーションが起きる、あるいは製品・サービスの価値が上がる、という「テック幻想」が透けて見える。 高齢者向けサービスに技術を使えば、必ずしも価値が上がるわけではない。利用者の観点では、エイジテックを謳う製品・サービスには、技術による価値向上を含む「トータルな価値」が求められる。 つまり、その技術によって、利用者が抱えるどんな「不」を解消でき、どんな利便性が向上し、それらが利用者に受け入れられる価格帯で可能なのかが重要だ。 一方、市場性の観点では、

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    kikannshatohmas 2024/04/09
    エイジテックを謳う製品・サービスには、技術による価値向上を含む「トータルな価値」が求められる。 また、その製品・サービスによって、これまで未解決の超高齢社会の課題解決に役立つことが重要だ。
  • 離れて暮らす親子にちょうどいいデジタル近居サービス「ちかく」 | 村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

    スマートシニア・ビジネスレビュー 2024年4月4日 Vol.243 明らかになってきた“デジタル近居”サービス「ちかく」の詳細 NTTドコモとエイジテック・ベンチャーのチカクが、年4月中旬以降に提供開始予定の“デジタル近居”サービス「ちかく」の詳細が明らかになってきた。 NTTドコモとチカクによる“デジタル近居”サービス「ちかく」が4月に登場 | 村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログhttps://bb.hiroyukimurata.jp/product/remarkable/23327/“デジタル近居”とは「親世帯と子世帯が物理的距離の近いところに居住しないが、デジタル技術により、まるで近くに暮らしているかのように、お互いをより身近に感じられること」 前回述べたように、従来の近居もデジタル近居も同居ではない「気楽さ」がメリットだ。 さらに、従来の近

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    kikannshatohmas 2024/04/04
    デジタル近居ではすぐに会える距離に住んでいないが、デジタル技術で「まるで近くに暮らしているかのように」気軽にコミュニケーションや安否確認ができ、従来の近居とは異なる「安心感」「利便性」を生み出している