Googleが「Chrome」ブラウザに、バッテリ持続時間を延長するためのアップデートを加える。その手段として、Adobe Systemsの「Flash」の動作を制限する。 Googleは、Chromeブラウザの最新ベータ版で、ウェブページ上で動作する「Flash」を自動的に認識し、Flashを使用する広告など、重要でないと思われるものをすべて一時停止する機能を有効にした。Chromeで一時停止されたFlashコンテンツを再生したいユーザーは、ブラウザ内でその動作を再開させることができる。 GoogleのソフトウェアエンジニアであるTommy Li氏は米国時間6月4日付けのブログ投稿で、「Flashを実行するウェブページを開いた場合に、そのウェブページの中心的な要素ではないコンテンツ(Flashアニメーションなど)を知能的に一時停止し、中心的なコンテンツ(動画など)が中断することなく再生さ