『セヴァンの地球のなおし方』監督のGMOと原子力が題材の新作公開にあわせ、ラットの2年間の実験結果が公表 ジャン=ポール・ジョー監督の最新作『Tous cobayes?』のビジュアル アメリカのアグロバイオ企業・モンサント社の世界戦略を追ったドキュメンタリー『モンサントの不自然な食べもの』が現在日本でも公開されているなか、モンサント社が生産している遺伝子組み換え食品が毒性を持つという実験結果が9月19日、フランス・ルモンド紙で報道された。これまでも遺伝子組み換え食品の人体への影響を検証する実験は行われてきたものの、対象となるラットの寿命である2年間に渡る実験が公表されたのは、これが初めてとなる。 フランスでは、『未来の食卓』『セヴァンの地球のなおし方』(11月2日DVDリリース)のジャン=ポール・ジョー監督が311以降の日本で福島や新宿での反原発デモの取材を敢行し、遺伝子組み換え作物と原子