国際パラリンピック委員会(IPC)と東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日、東京・有明のメーンプレスセンターで東京パラリンピックの中間総括会見を開いた。児童・生徒に大会の観戦機会を提供する「学校連携プログラム」において、千葉市内の中学校で引率教師2人が新型コロナウイルスに感染していたことが判明。観戦した生徒や大会関係者の感染リスクを高めかねない行為に、組織委の武藤敏郎事務総長は「教員の方の感染は大会との因果関係はなく、発熱症状は観戦前からあったと聞いている。引率教員も基本的対策には十分対応してほしい」と話した。 【写真】東京パラリンピックの「学校連携観戦プログラム」で国立代々木競技場を訪れ、車いすラグビーの試合を観戦する生徒たち 武藤事務総長は今回の感染が「そもそも学校連携プログラムとは関係がなく、教員が児童・生徒に感染を拡大するのは当然避けるべきこと。教育委員会の問題で我々が何か申し
沖縄県は28日、使用予定だった米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの瓶2本で、異物混入があったと明らかにした。厚生労働省が使用の見合わせを要請したロット番号ではない製品だといい、同省に報告した。 県によると、県の広域ワクチン接種センター(那覇市)で同日午後、使用前の検査をしている際に目視で見つけた。県はその後、同会場での接種を中止した。異物の素材などは明らかにしていない。29日以降に同会場での接種を再開するかどうかは未定。
新型コロナウイルスと子供にまつわる状況をまとめた図(2020年5月14日作成)。(c)JOHN SAEKI / AFP 【5月20日 AFP】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、高齢者が最も重症化しやすいことが国際的データで明らかになっているが、子供に対するリスクや、子供がウイルスの感染拡大時に果たす役割など、いまだ不明点も残る。新型コロナウイルスと子供にまつわる状況を図解にまとめた。 感染した子供の大半が軽症か無症状である理由について、さまざまな仮説が出されている。 ・子供はウイルスが細胞に侵入するのに必要なACE2受容体が未発達 ・子供は普段から病原性の弱いコロナウイルスにさらされており、免疫系がこの種のウイルスに適応している ・子供は免疫系が過剰反応して全身の血管や臓器に障害を与える「サイトカインストーム」を起こしにくい しかしこれまで数百人の子供が異常に強い免疫反応を起
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査を受ける子ども。米ロサンゼルスにて(2020年4月28日撮影)。(c)Robyn Beck / AFP 【7月31日 AFP】5歳未満の幼児の上気道には、5歳以上の子どもや大人の10~100倍の量の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の遺伝物質があるとする研究結果が30日、米国医師会(AMA)発行の医学誌「JAMA小児科学(JAMA Pediatrics)」に発表された。地域社会での感染拡大において、幼児が重要な媒介者となっている恐れがあると指摘している。 【解説】新型コロナ、子どもへの危険性は? 学校には行くべき? これは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかっても重症化しにくい幼い子どもたちは、他人にうつすこともあまりないという現在一般的な保健当局の認識とは食い違っている。 米シカゴにあるアン・アンド・ロバート・H・
コロンビア南西部カリの病院で、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける医療従事者(2021年2月18日撮影)。(c)Luis ROBAYO / AFP 【2月20日 AFP】独製薬ベンチャーのビオンテック(BioNTech)と米製薬大手ファイザー(Pfizer)は19日、共同開発した新型コロナウイルスワクチンが当初考えられていたよりも高い温度に耐えられることが試験で示されたと明らかにした。手間のかかる超低温での流通が簡素化できる可能性があるという。 両社は米食品医薬品局(FDA)に対し、最長で2週間、マイナス25~マイナス15度での保管を認めるよう申請した。これは医薬品用の冷凍庫や冷蔵庫で一般的な温度だ。 両社のワクチンは、現行のガイドラインでは使用の5日前までマイナス80~マイナス60度で保管しなければならず、輸送と保管に特別な超低温容器とドライ
米カリフォルニア州ロングビーチの大学に設置された新型コロナウイルスワクチン接種会場で接種を受ける学生(2021年8月11日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP 【8月12日 AFP】米疾病対策センター(CDC)は11日、新型コロナウイルスワクチンの接種によって流産のリスクが高まることはないとのデータを示し、妊娠中の女性に接種を強く呼び掛けた。 CDCのロシェル・ワレンスキー(Rochelle Walensky)所長は、「妊娠中の人や妊娠を予定している人、授乳中の人たち全てに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から身を守るためワクチン接種を推奨する」と述べた。 ワレンスキー氏は「ワクチンは安全で効果的」だと説明。感染力の強い変異株「デルタ株」が流行し未接種の妊婦が重症化する事例が増えていることから、接種率を上げる必要がこれまでになく高まっていると指摘した。
米製薬大手ファイザーと独製薬ベンチャーのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチン(2021年3月30日撮影、資料写真)。(c)JOEL SAGET / AFP 【4月16日 AFP】米製薬大手ファイザー(Pfizer)のアルバート・ブーラ(Albert Bourla)最高経営責任者(CEO)は、15日放映の米CNBCテレビのインタビューで、同社の新型コロナウイルスワクチンは接種後6〜12か月以内に3回目の追加接種が必要になる「可能性が高い」と述べた。また、新型コロナワクチンは予防接種を毎年受ける必要がありそうだとも語った。 インタビューは今月1日に収録された。ブーラ氏は、接種頻度についてはまだ不明だとした上で、「考えられるシナリオとして、6~12か月以内に3回目の接種が必要となり、その後は年1回の再接種が必要になる可能性が高い。それを確認する必要がある」と述べ、ウイルスの変異が
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