No.2です、引き続き書いてみます。 >最近は借用語(外来語)のラ行音が特に忌避されなくなったのは、 >気候的に舌がかじかまないようになったからでしょうか? 発音は、幼い時期に習慣で体得し、また代代受け継がれていくものだとおもいますので 単に気候が温暖になったからといって、ラ行がない語族の人間がラ行を使用するようになるものではない と思います、ラ行がない状況で何の不都合もなく生活できるわけですから。 ロンドンの霧を詩人が発見するまでロンドンに霧が存在しなかったように、 たとえ語頭ラ行が存在したとしても、これらの語族内の人々間ではまったく認識できないはずです。 語頭ラ行を認識できるためには、ラ行無しではなんらかの混乱・不都合あるいは矛盾が発生する状況が必要です、 それが気候温暖となって人口が増えて民族が移動するようになった時、 すなはち他の語族の人々との交流がはじまったころだとおもいます。