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ブックマーク / hokke-ookami.hatenablog.com (68)

  • 在特会が接見のために呼んだ弁護士が「人権派」だったという話 - 法華狼の日記

    そもそも人権を守ることは弁護士の義務なのだが、当該の弁護士は韓国人差別問題へ熱心にとりくんでいるとのこと。 在特会が依頼した弁護士は「人権派」だ!と西村修平が解任を要求 - Togetter 緊急速報です!!!ネトウヨ界の希望の星、在特会が京都府警に逮捕されその弁護を依頼した弁護士が差別問題に取組む人権派弁護士だったことが判明。こんなことが許されるはずありません! http://www.dailymotion.com/video/xef7e1_yyyyyy_news netuyobot 2010-08-13 07:15:11 西村修平氏が街宣で言及し、弁護の手を抜かれるのではないかと危機感をつのらせている。演説の後半では朝鮮人弁護士とまで呼んでいるが、「朝鮮人(差別問題に取り組む)弁護士」を勢い余って無茶な省略しただけなのかは不明。 実のところ、こういう味方が少なくて*1依頼人の金銭的余裕

    在特会が接見のために呼んだ弁護士が「人権派」だったという話 - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2010/08/16
  • その国旗に風穴を開けろ! - 法華狼の日記

    いや、まず何の話かというと、先々週ごろのNHK総合深夜で、BSドキュメンタリーを地上波放映していたわけ。 主題は、東欧各国の共産主義体制がソ連崩壊にともない終焉してから、資主義国家として再生しようとしている現在までの姿。ポーランド、ルーマニア、チェコスロバキア、東ドイツ、等の国々が、いまだに癒せぬ傷をかかえながら日々を生きていく姿が写し撮られていた。 民主革命の熱気はすぎさり、産業の遅れで失業率が高く、前政権時代の情報開示も進まない社会。民主革命の中核から前線までになった人々が、過去から現在までをおのおのの目線でふりかえる。 たとえば、社会主義体制崩壊によりナショナリズムが勃興し、ビロード離婚*1したスロバキアは、旧ソ連へ歩調を合わせようとしてEU加盟が遅れた。このいかにも「歴史の皮肉」という言葉が当てはまりそうな出来事に対しても、スロバキアの民主化運動者からは否定意見が出されたりする。

    その国旗に風穴を開けろ! - 法華狼の日記
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    kokogiko 2010/08/15
  • 従軍慰安婦の歴史だけでなく、日本語も勉強するべき歴史修正主義者 - 法華狼の日記

    さて、前回のエントリにmumur氏がコメントで反論してきた。反論しているつもりなのだと思うが……正直な感想をいうと、もしmumur氏の友人がいるならば、誤った言動を重ねないよう、いさめてやるべきだと思うよ。 過去は生きている〜従軍慰安婦論争を例にして〜 - 法華狼の日記 今更「強制連行だけが問題なのではない」って、左翼の使い古された逃げ口上だよね。 戦地売春婦など常識だったので問題にされなかったのが、「日軍が強制連行した」と報道されたから問題になったのだよ。 そういう主張をするならば問題になった経緯の資料を示さなければならない。「報道されたから問題になった」といった主張に対して根拠を要求することは「悪魔の証明」ではない、と当該エントリで指摘したばかり。そのコメント欄で何ら根拠を出さず自己主張をくりかえすだけとは、ずいぶん理解力に不自由しているようだ。 「強制連行だけが問題じゃない」という

    従軍慰安婦の歴史だけでなく、日本語も勉強するべき歴史修正主義者 - 法華狼の日記
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    kokogiko 2010/08/15
  • 怒るとかじゃなくガッカリするよね - 法華狼の日記

    資料をもっと集めて時系列を精査して説得性が高い建設的な内容にしなければならないと力不足を感じながらも、できるだけ読みやすい程度に引用や頁を具体的に示した批判を書こうと労力を使う。 そうしたら長文の再反論が返ってきたので、手強い批判のみならず意外な知見に出会えるかもと少し期待しながら読んでみたら、具体的な根拠どころか資料名すら全く提示せず、推敲すら全くしていない「ぼくのかんがえたはんろん」でしかなかった時の気分。 従軍慰安婦の歴史だけでなく、日語も勉強するべき歴史修正主義者 - 法華狼の日記 どうしようもないのは、そもそも史実派は「いずれにせよ従軍慰安婦制度を批判することに何の問題もないよね」というところに行き着かざるをえないところ。何しろ相手は、現在の批判内容に間違いがあると主張しているのではなくて、現在とは内容が異なる*1過去の批判内容が間違っていたと主張しているにすぎない。 過去の批

    怒るとかじゃなくガッカリするよね - 法華狼の日記
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    kokogiko 2010/08/14
  • 過去は生きている〜従軍慰安婦論争を例にして〜 - 法華狼の日記

    前エントリ*1では「かつての支持層や中立を標榜する層」と表現したが、正直な感覚をいえば、わざわざ個別の層に別ける必要性はあまり感じていない。 あくまで個人的な観測範囲の話だが、在特会に言及しつつ相対化をはかろうとする層は、たいてい数年前には嫌韓流と同程度の誤謬を主張したり支持していた層である率が高い。 一例として、数年前に有名だったブログから該当するエントリを示しておこう。 25 o'clock 久しぶりの更新のお知らせ*2 ・あからさまな排外主義、民族主義を打ち出す団体が出てきて、同じに見られるのが苦痛になった(ex.在日特権を許さない市民の会、維新政党新風など) 特に、最後に名指しした団体。 当ブログの読者は彼らの支援者も多かったと思われますが、私は彼らには全くシンパシーを感じません。 というか、大嫌いです。 彼らの言動や行動を見て「こいつら狂ってるな」と感じない人は、はっきり言って朝

    過去は生きている〜従軍慰安婦論争を例にして〜 - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2010/08/12
  • 動物の学校 - 法華狼の日記

    国連から是正勧告があったこともあってか、ようやく朝鮮学校も無償化されることになった。 検討委員会が非公開であることは残念だし、長く迷走した結果ではあるものの、とりあえずは良い流れであると受け止めたい。 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4492706.html 政府は、高校の授業料の無償化を適用するかどうか検討してきた「朝鮮学校」について、原則、無償化の対象とする方針を固めました。 今年4月にスタートした高校無償化は、公立高校の授業料は徴収せず、私立高校生には世帯に応じて年間およそ12万円から24万円の「就学支援金」を援助する制度です。 政府は制度の開始時点では朝鮮学校を無償化の対象から外し、文部科学省が外部の有識者による非公開の検討委員会を設置して、適用するかどうか慎重に検討してきました。 検討チームは朝鮮学校の視察を行い、会合を重ねた結果

    動物の学校 - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2010/08/04
    id:gokino2 さんが事実を知らなかったのは俺的には驚き。
  • 報われない豚 - 法華狼の日記

    はてなブックマーク - 肉屋を支持する牛・アニメアイコン・日の丸クラスタ - 法華狼の日記 hal9009 ケモノと言い訳するなと言ってみたりケモノ呼ばわりして扱き下ろしてみたりとこの手のクラスタの下劣さは日の丸とかわらんw 2010/08/03 Yagokoro 馬鹿サヨク とするとこの手のネットサヨクどもは肉屋を支持しない豚かw結局、大して変わんねえな。w 2010/08/04 獣であることを揶揄の方法として使っているわけではない。そうでなければ「法華狼」なんてハンドルを使うはずもない。豚は来、飛ぶまでもなく素晴らしい動物だ。 エントリでも「肉屋を支持する豚」がどのような文脈で批判表現として用いられているかていねいに説明したつもりなのだが、どうやら「豚」や「牛」の一文字しか目に入らないようだ。「肉屋を支持しない豚」と呼ばれることを、左翼であるならば誇りをもって受け入れることもできる。

    報われない豚 - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2010/08/04
    おもしろいな。揶揄されてるのは「豚」ではなく「肉屋を支持する」の部分だということも判らないのか。「肉屋を支持しない豚」かっこいいな。
  • 西村修平氏は典型的な転向左翼としか感じられない - 法華狼の日記

    話題ごとに前後しながら発言を引用し、批判をくわえていこう。 独占インタビュー:『ザ・コーヴ』上映中止を主張する「主権回復を目指す会」の西村修平氏がすべてを語る|「右左関係なく、無気力が日のすべてに貫いている」メディアに出る事のなかった西村氏に独占インタビュー - 骰子の眼 - webDICE 興味深かったり意外に思う部分もある。しかし全体としては、湾岸戦争の時期に日の取るべき立場を問われて、まともに反論できずあっさり転向した藤岡信勝氏を思い出させる。 それまで、日の保守の方達というのは、行儀がよすぎるというか、自己表現が極めて下手、下手と言うよりメンタリティーが弱い、弱いから大衆の前に出る事ができなかったんですよ。自分の意志を街頭に出て表明するということができなかったんです。ましてや日の丸を持って街頭に立つということは、右翼と言われるからもう恐くてできなかったわけです。 昔から大音量

    西村修平氏は典型的な転向左翼としか感じられない - 法華狼の日記
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    kokogiko 2010/07/12
  • そんな簡単に子供が影響を受けたら学校は苦労しない - 法華狼の日記

    あまりに物語作品への誤解が多くて、政治的に突っ込む気が起きない。 ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具 | 日の面影 仮面ライダーについては、原作者 石森章太郎が関わったのは、1989年の仮面ライダーBLACKまで。 大切な仮面ライダーをこんな風にメチャクチャにされ、きっと石森先生は天国で泣いていることだろう(1998年没なので、既に12年も前)。 石ノ森章太郎自身が出演した『仮面ライダー真 序章』は黒歴史なのですね、わかります。ビデオが手元にある私には、よくわかります。 米国にもスーパーマン、スパイダーマンやバットマンのようなヒーローものはたくさんあるが、日の仮面ライダーやウルトラマンのように、勝手にキャラを次々と改変して新しいもの出すような、無節操なことはしてないぞ! あまりアメコミにくわしくない私がいうのもなんだが、バットマン映画は五十歩百歩だと思う

    そんな簡単に子供が影響を受けたら学校は苦労しない - 法華狼の日記
    kokogiko
    kokogiko 2010/07/07
  • 「やる夫が徳川家康になるようです」の朝鮮出兵について少し - 法華狼の日記

    主人公が親しい者と別れることによって成長する展開も自然で、倒すべき敵だからこそ強大に描かれ次々に立ちはだかってくる娯楽性の高さも感心したが、あくまで歴史を題材としたフィクションとして読んでいた。 http://d.hatena.ne.jp/uedaryo/20100613/1276406216 また、やはり2ちゃんねるらしいどうしようもなさも垣間見える。「やる夫が徳川家康になるようです」では九州のキリシタン大名が、キリスト教国と奴隷貿易を行っていたことにふれるのだが、それに対して「キリスト教はキチガイ」などとレスが付いてゲンナリする。当時アフリカや中南米でヨーロッパ人による奴隷貿易が盛んだったから、おそらく日も例外ではなく、九州の奴隷貿易は事実なのだろう。ヨーロッパの侵略計画や植民地政策に、キリスト教の宣教師達が一枚かんでいたのも事実だろう。しかしそれをもってキチガイ呼ばわりするような宗

    「やる夫が徳川家康になるようです」の朝鮮出兵について少し - 法華狼の日記
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    kokogiko 2010/06/21
  • 左翼が右翼を好きとか嫌いとか - 法華狼の日記

    では近現代の国家犯罪が論争になりがちだから気づかれにくいが、たとえば騎馬民族征服王朝説などは左翼の歴史修正主義だったように思う。 マジレスすると思想の左右より精神性で好悪が分かれる。 あと、反差別、反貧... - サヨクとウヨクどちらが嫌いですか? - 亜門大介 - はてなハイク サヨクとウヨクどちらが嫌いですか? マジレスすると思想の左右より精神性で好悪が分かれる。 あと、反差別、反貧困、反歴史修正主義などは思想の左右の問題ではないのに、それらをサヨクと呼ぶ人々については、その人々自身の思想に問題があると思う。 by D_Amon 2010-05-05 09:29:26 好き嫌いの話でいえば、基的に私は左翼が嫌いである。価値観が近い異論にこそ感情的には反発をおぼえる。価値観が違うのなら、異論が出ること自体には納得ができる。 実のところ、たいていの左翼はけっこう右翼が好きなものである

    左翼が右翼を好きとか嫌いとか - 法華狼の日記
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    kokogiko 2010/05/09
  • だから星条旗は燃やされた - 法華狼の日記

    久間知毅氏が、相手の気づきにくいところで批判することは自由だ。しかし、つぶやきに気づかなければ、それこそ何カ月も応答が遅れるよ。 久間知毅@C95-2日目西む-02a on Twitter: "とりあえず、先日お教えいただいた、法華狼氏による例の件は、特に何も返す必要はないと判断。別の方への問題のすり替えに使ってるだけだし、その方への言いがかりも事実誤認や斜め上の解釈にまみれており、「お前は何を言っているんだ(AA略」、という状態ですし。" とりあえず、先日お教えいただいた、法華狼氏による例の件は、特に何も返す必要はないと判断。別の方への問題のすり替えに使ってるだけだし、その方への言いがかりも事実誤認や斜め上の解釈にまみれており、「お前は何を言っているんだ(AA略」、という状態ですし。 3:02 AM Apr 9th twitterは批判の根拠を同時に出しにくいツールだ、ということは理解し

    だから星条旗は燃やされた - 法華狼の日記
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    kokogiko 2010/04/19
    私等はさしずめブサヨが変異した自称中立か。
  • 『発掘捏造』毎日新聞旧石器遺跡取材班著 - 法華狼の日記

    〜「新聞ジャーナリズムは記者たちが不撓不屈の精神でひたむきに真実を追究する情熱がある限り二十一世紀も不動であると、わたしは信じている」あとがきより〜 日における前期旧石器遺跡は、藤村新一*1氏1人の手で、「神の手」とまで呼ばれた手で、捏造されたものだった。その発覚により、日の考古学は20年も巻き戻され、最初からやりなおさざるをえなくなった。 2000年11月5日に捏造を暴いた毎日新聞取材班の、2001年6月20日時点におけるまとめ。大スクープをした報道者としての自負を感じさせつつ、藤村氏の大発見を煽った報道にも問題があると自覚している*2。少し気になることがあったので、目を通してみた。 第一章は、スクープ前における考古学の状況を簡単にまとめ。 報告書を提出しないと次の発掘に移れない石器文化談話会を嫌い、東北旧石器文化研究所を作ったことなど*3、学界が捏造に気づかなかった原因を詳細に。要

    『発掘捏造』毎日新聞旧石器遺跡取材班著 - 法華狼の日記
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    kokogiko 2010/02/25
  • 毎日新聞記事の出来不出来が激しいことについて少し - 法華狼の日記

    2010-02-23 毎日新聞にも関わらず、きわめて良い記事である。記事の良し悪しは記者個人の能力に左右されるのであろう。 毎日は一応全国紙ながらも、朝日や読売よりも会社の力が弱く、結果として記者個人の裁量が広い。きちんと個々の記事を管理していないという批判はできるものの、インターネットで累積された毎日新聞の問題点だけを印象に残していると、全体の評価を見誤る。 良い部分も多い傍証として、毎日は以前から新聞協会賞を最多受賞していることを指摘しておこう。賞というプラス面だけを評価する基準ならば、毎日は恒常的に突出しているのだ。 このことは、元毎日記者の佐々木俊尚氏も自身の経験として語っている。それも、全体としては毎日を批判する記事の中で。 毎日新聞社内で何が起きているのか(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan しかしそうしたガバナンスの欠如は、悪いところであるのと同

    毎日新聞記事の出来不出来が激しいことについて少し - 法華狼の日記
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    kokogiko 2010/02/25
  • 君は何も見ずに鶴を折れるか? - 法華狼の日記

    ハイチ大地震に対して、募金するにとどまらず、千羽鶴を贈ろうと提案した人がmixiにコミュニティを立てたが、救援活動の邪魔になるだけの自己満足という批判をあびて閉鎖したという。 たとえ善意に基づくものであれ、提案された活動内容は批判にさらされ、議論の対象となるべきであり、そのことは社会活動を始めようとする者が最初から覚悟し、折り込んでおくべきと思う*1。アムネスティ、国境なき医師団、赤十字、等々の歴史や組織力ある団体でも、多くの疑問や批判が投げかけられているのだ。批判内容には、解決が困難な根的なものもあれば、理不尽な誹謗中傷もある。素人の思いつきが何の批判にもあわないと予想するべきではない。 しかし数多くの団体が批判されながらも活動を続けているように、批判があることは活動を止めるべき絶対条件でもない。 千羽鶴を迷惑と評する「現地報告」*2に対しては、id:claw氏が荒い口調で疑問をていし

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    kokogiko 2010/02/18
  • 『プラネテス』問題〜名探偵ロックスミスは死者を代弁する〜 - 法華狼の日記

    三ヶ月ほど前に、マンガ『プラネテス』をめぐる議論があった。 『プラネテス』話 、ロックスミス問題、まとめ - どどどの日誌 その主な焦点となったのが、ロックスミスという人物像だ。 危険な実験を個人的な考えで実行して部下を死なせておきながら、それを痛烈に批難し銃を向けてきた妹に対して、部下は納得ずくだったと語り、結果として責任を回避してしまう。しかも、それを偉大な人物であるかのように演出していたことが、批判の対象となった。政治的な正しさの面からも、そういう人物の描写としては工夫がないという面からも、論争となったわけだ。 ただ、ロックスミスの位置づけについて、あまり指摘されない点があるので、今さらながら書いてみる。 まず現実的に考えて、たかだか同業者であり上司であり先輩であっただけの存在が、死者の真意を知ることはできない。もちろん交流していた者としての推測は可能だし、遺された言葉から真意を探っ

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    kokogiko 2010/01/27
  • 在特会の暴力事件は、嫌韓流から予想された帰結 - 法華狼の日記

    現在の在特会は、暴力事件を起こしてはばからず*1、様々な主張もインターネット上ですぐさま批判されるようになっている。在特会にばかり注目しては、日社会全体の排外主義が切断処理されてしまう、という懸念まで指摘されるくらいだ。 「在特会に対する切断操作はよくない」のは、在特会がかわいそうだからでも、かれらの言論の自由を尊重するためでもありません。 - *minx* [macska dot org in exile] もはや、嫌韓感情を堂々と表明する者からさえ切断処理の対象になっている。 あまつさえ、あたかも在特会が嫌韓流に関する異端であり、便乗であるかのように主張する者もいる。だが、それは明らかに誤りだ。 在特会が切断処理の対象となるほどの反社会性を持った原因は、あらかじめ嫌韓流に内在されていた。そしてそれは一見して形式的には正しい理念として深く根づいており、様々な捏造発言や排外主義を批判する

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    kokogiko 2010/01/14
  • 国防について万が一の可能性を考慮するのは当然だ - 法華狼の日記

    「都市型社会と防衛論争」 - Apeman’s diary 上記エントリから連想した一般論だが、他国が侵略してくる可能性を考慮することと、軍備を増強することの間には、大きな開きがある。 「万が一の可能性」を根拠にして軍備の必要性を主張する者が、他方で軍隊が不利益をもたらす「万が一の可能性」は考慮せず、ともすれば軍事力が暴走する可能性について指摘する者を揶揄する光景は、そう珍しいものではない 現在の日でも、たとえば田母神元航空幕僚長を生んだ自衛隊の状況や、イラク戦争における駆け付け警護の意図を表明した政治家の存在くらい、考慮に入れるのは当然だろう。 現実主義を目指すなら、「万が一」という言葉は、「万が一」ほどにも対価を支払う必要がない問題に限って用いるべきだろう。もしくは、様々な「万が一」があることを念頭に置かなくてはならない。 軍備にはコストもかかればリスクもある。おそらく他国の侵略と同

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    kokogiko 2010/01/05
  • 『坂の上の雲』第4回 日清開戦 - 法華狼の日記

    前回の客船攻撃について、国際法違反ではないと東郷平八郎艦長が主張し、国内外の人々から認められていく。 大枠の日清開戦に正当性が描かれていないため、小枠の客船攻撃で正当性を主張しても、日軍の正当性には繋がらない。 もちろん、小状況の規範と大状況の規範が衝突する葛藤は、戦争映画の定石ではある。しかし今回の小状況における正当性は、作中でも指摘されているように人道的ではなく、あからさまに大状況の不正義を支援している。ここに葛藤はなく、あえてたとえるなら詐欺師や説教強盗の理屈に近い。差別発言を批判された者が表現の自由を主張するような違和感にも、よく似ている。 前回と今回で東郷が主張した国際法は、まだまだ帝国主義の論理にすぎない。帝国主義を知るために国際法が重要と東郷が語った前回から見ても、意識的に植民地争奪ゲームのルールへ乗った描写といっていいだろう。ここでゲームに乗った日は、第二次世界大戦で敗

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    kokogiko 2009/12/27
  • 『やっぱり有り得なかった南京大虐殺』兵頭二十八原作/小崎剛作画 - 法華狼の日記

    2008年8月10日に発行された、「プロパガンダ」を自認するマンガ。欧米向けに翻訳することを意識して、背景の擬音を英字で書き、左から読む体裁になっている。 「ブラック・プロパガンダ」とは一線を画す、事実を基にした内容と原作者は称している。 確かに、単純素朴な南京事件否定論と比べれば、まともな部分もある。 冒頭の原作者による長文解説では、コミンテルン陰謀論を批判したり、北支分離工作へ言及して国民党の反応に一理あることを指摘したり、補給がままならない状況で日軍が捕虜を手厚く扱えなかったことを認めたりしている。 しかし最終的には、南京大虐殺が国民党の宣伝によるものという根拠を提示しようとして東中野修道氏の著作を推薦してしまったりして、底も知れてしまう。 さて、体となるマンガで最も問題かつ見所は、技術の稚拙さ。あまりに稚拙なため、日軍の美化が不充分で、結果的に史実へ近づいている感もあるくらい

    『やっぱり有り得なかった南京大虐殺』兵頭二十八原作/小崎剛作画 - 法華狼の日記
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    kokogiko 2009/11/13