韓国のMBC放送で2月4日に放送された番組「フープラス」で、ヒュンダイ自動車の国内仕様車と輸出仕様車とでは、安全性などの面で大きな差があると報じた。番組の内容に多くの韓国人が衝撃を受けており、波紋が広がっている。「ニュースエン」をはじめ、韓国のメディア各社が5日伝えた。 記事によると、番組取材陣は自動車専門家とともに、ヒュンダイの同じモデルの自動車を国内仕様と輸出仕様とで比較・分析した。その結果、国内用は輸出用より高価なのに対し、エアバッグの数や安全性などの面ではむしろ輸出用よりも劣ることが分かった。 2009年に米国と韓国で最も安全性の高い車として選ばれた「soul」の場合、それぞれの衝突テスト映像を比較すると、エアバッグの数が違うことが判明。輸出用は車両に6つのエアバッグが基本装備されているが、国内用は運転席と助手席以外はオプションとなっている。 「グレンジャーTG」の場合、エア