本稿の楽しみ方です でもそんな「これだ!」感を見させられてどこがおもしろいの?と不安な方もいるかもしれない。 ドッキリカメラを思い出してほしい。あれは「ヤクザが出てきて驚くはず」といった「こうなるはず」をじりじりと待ち構えて、実際にそうなる瞬間を楽しむものだ。 これは「驚く」リアクションを楽しんでいるのではなく「こうなるはず」を「じりじり待つ」のが楽しいのだ。「…これだ!」という顔が見られるかどうかをじりじりお待ちいただきたい。 何が入ってるかを伏せて端から順番に試食していく。 ハウス食品のカレー開発試食会の体で 参加者はデイリーポータルZの編集部の安藤さん、知り合いの張江浩司さんと筆者(大北)。試食にあたってまず筆者から説明をする。 「えー、それでは、わがハウス食品の誇るレトルト食品であるカリー屋カレーの試食会をいたします。若手たちががんばって開発してきてくれました。6種類ありますのでど
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