競技プログラミング大会・AtCoderのレッドコーダーであるE8さんが、アルゴリズム発想のキホンをレクチャーします。
出典:日経クロステック、2020年4月30日 「教養としてのコンピューターサイエンス講義 今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識」(日経BP) (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) プリンストン大学で1999年の秋から行われている一般人向け講義「Computers in Our World」。『プログラミング言語C』の著者としても知られる伝説の計算機科学者ブライアン・カーニハン氏が、今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識を易しく解説する人気の授業だ。今回は、ソフトはどう作られているか、「バグ」とは何かについて取り上げる。 実社会でのプログラミングは大規模なものになりがちです。その戦略は、本を書いたり他の大きなプロジェクトを請け負ったりするときに採用するものと似通っています。 すなわち、まず何をすべきかを明らかにして、大きな仕様をどんどん小さなピ
AIに欠かせない数学を、プログラミング言語Pythonを使って高校生の学習範囲から学び直す本連載『「AI」エンジニアになるための「基礎数学」再入門』。前回は「確率・確率分布」について学びました。今回のテーマである「ベイズの定理」は、そのもう少し高度な内容といえます。ぜひ、前回記事も併せてお読みください。 ベイズってどんな人? トーマス・ベイズ(Thomas Bayes)は1702~1761年に実在したイギリスの人物です。彼の肩書は異色で、牧師でありながら数学者でもあります。そんな彼は「神の存在を方程式で説明できる」と主張したそうです。ベイズは牧師として活動する傍ら研究を重ね、後に解説する「ベイズの定理」を含む「ベイズ理論」を考案したという偉業を成しています。 ところが、その偉業はベイズの死後である1764年にRプライス(生命保険の創始者の一人)によって発見されました。その後、偉大な物理学者
ポール・グレアムのエッセイと和訳一覧 (originally maintained by naoya_t) Paul Grahamのエッセイ(原文)と、公開されている日本語訳のリストです。 見つけたら or 訳したら、自由に追加して下さい。複数の訳が存在する場合は全て追加してください。 How to Get New Ideas 新しいアイデアを得る方法 (lionfan) The Need to Read 読む必要性 (Shiro) Is There Such a Thing as Good Taste? 良いセンスはあるか? (lionfan) Beyond Smart 知能を超えて (lionfan) Weird Language ヘンな言語 (Shiro) How to Work Hard 全力で働く方法 (lionfan) A Project of One's Own 自分の仕事
この記事は BASE Advent Calendar 2019 の 17 日目の記事です。 devblog.thebase.in こんにちは。Platform Dev Section マネージャーの大窪(@bonnu)と申します。 BASE には 2018 年の夏に入社し、現在はバックエンド基盤や SRE(Site Reliability Engineering)、フロントエンド基盤を担う各グループのマネージャーを務めさせてもらっています。 今回のアドベントカレンダーでは実用的なネタを思いつくことができませんでしたので、ちょっとしたコラムのようなものを綴らせていただこうかと思います。 私が愛した言語・Perl 突然ですが、私がこれまでエンジニアとして仕事をしてきた中で一番長く書いていた言語は Perl です。 現在は日本のWeb業界においてのシェアを近代的な言語(※ Golang、Java
というわけで、Larry Wallの来日とともに、いきなり連載スタートです。3月29~30日に開催されたYAPC::Asia::2006に合わせて5年ぶりに来日したLarryは、実は我が家の賓客でもありました。またとない機会なのでインタビューしてみた次第。なお、Larryが日本語で話した部分は《~》でくくっています。 撮影:武田康宏 弾(筆者):日本語はどれだけ話せるのですか? ラ(Larry):《簡単に会話を遅くします。でもペラペラじゃない。5年かけて少しずつ勉強しました。でも、練習することがあまりできません。本だけで簡単に…》 弾:ひょっとしてまだ1977年版Honda Accordに乗っているんですか? ラ:はい。もう29歳です。廃車にすると、環境条例でカリフォルニア州が500ドルくれるのですが、まだ乗ってます。 弾:最近お気に入りのアニメは? ラ:《あずまんが大王! ちよち
AI is suddenly everywhere. Do you need to go and get a shiny machine learning degree to remain competitive? John Maeda says not to worry. He’ll show you how to cook delicious dishes into your coding repertoire with his new show - Mr. Maeda’s Cozy AI Kitchen. Find out how you can use GitHub Copilot, an add-on that is powered by AI, to get helpful suggestions when writing code or documentation. This
予想していた技術的な勉強法というより、エンジニア、ビジネスマンとしての生き方や、成功するための方法論を20代に向けてMatzさんが伝えてくれたのでまとめます。(自分なりの解釈も少し入ってます) とてもためになる講演でした。個人的には特に前談2、3、4、5、6がためになりました!! Matzさんありがとうございました! 講演内容 前談1. テクノロジーとは人を幸せにするためのもの 前談2. 若いうちから頑張ろう 1.学生と社会人の"勉強"の違い 2.なぜ勉強するのか? 3.勉強についてのTips(what, where, when, how) 4.とにかくアウトプット 5.成功するためのTips 6.最後に3つのアドバイス ※Ex)で書いている具体例はMatzさんが使われたものをそのまま使ってます。 前談1. テクノロジーとは人を幸せにするためのもの 本来人を幸せにするためのテクノロジーが人
「人工知能の未来 ~ディープラーニングの先にあるもの~」 近年、人工知能の研究者たちの大きな注目を集めている技術がある。人工知能分野における50年来のブレークスルーとも言われる「ディープラーニング(Deep Learning)」である。ディープラーニングは蓄積されたデータをもとに、コンピュータ自体が人間と同じように経験に基づいた行動をすることを可能にしようとしている。この分野のトップランナーの一人である東京大学・松尾豊准教授が語る、ディープラーニングを使った人間を超える画像認識技術、今後の展開や社会への影響について(2015年7月開催・グロービス特別セミナー/視聴時間39分)。 松尾 豊氏(東京大学 准教授) 続きはこちら↓ Part2 「人工知能はビジネスをどう変えるか ~ディープラーニングが変える社会~」 2012年、ディープラーニングによって自己学習できるようになった人工知能は、技術
怠け者の自分を追い込む力 今の自分を変えたい、と願う。 日々の仕事に充実感がなかったり、「キャリア」という言葉に心が騒いだり。新たな進路を望むとき、敵になるのは「収入」や「運」ばかりではない。現状に甘んじてしまう「怠けてしまう心」の取り扱い次第では、小さくとも未来につながる一歩が開けるはずだ。転職は宝くじのようにはいかない。 いま、転職市場でも人気の企業として名を馳せ、多彩な人材で話題に事欠かないのがメルカリだ。 樫田光さんは、メルカリで「データアナリスト」チームを率いている。しかし、ここまでの進路は一本道ではなかった。 近年、注目を浴びるデータ分析職に身をおき、メルカリというトップ企業で活躍する姿からは想像できない、新人時代の歩みがあった。その裏側を支え続けたのは、樫田さんが持つ「怠け者の自分を追い込む力」だった。 年間1000枚の資料作りが実を結ぶまで 理系の大学を出て、就職活動のとき
「気分やノリがソフトウェア開発には重要だ」と断言し、そこに注目して自らRubyを開発してきたまつもとゆきひろ氏は、どのようにしてプログラマに育ち、Rubyを生み出し、そして開発を続けてきたのでしょうか? 今や日本初のオープンソースソフトウェアとして100万人規模のユーザを持つRuby。数々の賞を受け、なおも変化と成長を見据えるまつもと氏が日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC2011」にて、自らの若かりし日々から長いRubyの開発の歴史とそこで培われたコンセプト、そして未来への展望までを余すところなく披露してくれました。「Ruby開発が教えてくれたこと」と題されたこの講演の全内容は以下から。 まつもと: はじめまして、まつもとゆきひろです。 最近はRubyを開発した人ということで有名になりましたが、Ruby自体ゲームのソフトウェアというより、それを動かすサーバとして使用して頂
フリーソフトウェア運動の中心的存在でGNUプロジェクトを導く世界的に著名なプログラマーのリチャード・ストールマン氏が、GNUプロジェクトに参加するすべてのプログラマーに向けて、「他者を思いやる寛容的なコミュニケーションをとること」を求める「GNU Kind Communications Guidelines」を発表しました。ソフトウェア開発の舞台に存在する摩擦や軋轢はソフトウェアにとっての、ひいては世界にとっての大きな損失であり、他者を尊重することの大切さを説いたガイドラインは、ソフトウェア開発者だけでなく多くの人が読む価値のある提言になっています。 GNU Kind Communications Guidelines - GNU Project - Free Software Foundation https://www.gnu.org/philosophy/kind-communica
Rubyの生みの親Matzことまつもとゆきひろさんの講演「20代エンジニアのためのプログラマー勉強法」に行ってきました。 supporterzcolab.com 6月にもMatzの「若手エンジニアの生存戦略」と言う講演を聴いてきました。扱うテーマは若干違いますが、そこに共通して現れている価値観は共通するものがたくさんありました。 2つの講演から「パターン認識」しながら聴いていました。 「若手エンジニアの生存戦略」に関する感想&メモはこちらからぜひご覧ください。 【まつもとゆきひろ氏特別講演】若手エンジニアの生存戦略 に行ってきた感想&講演内容メモ - kumatira blog 以下、講演中や後に感じた雑感と、取っていた講演メモをまとめます😃 感想 超超超超当たり前だけど、Matzのセッションはわかりやすかった。内容によって緩急がつけられていて、話の流れを聴衆に感じさせていた。抽象的でわ
2018年9月6日、ビジネスエアポート六本木にて「米国アップル社、マイクロソフト社、そして国連本部も認めた83歳のアプリ開発者 若宮正子氏登壇!『MY SMART WORK LIFE』セミナー②。世界を魅了する理由に迫る!!」が開催されました。本パートでは、若宮正子氏がApple本社に招聘されたエピソードから、これから必要となるプログラミング技術の価値について語った講演の模様をお送りします。 Apple CEOからの招聘 若宮正子氏:そうこうしているうちに、Appleから日本語でメールが届きまして。私の話をいろいろお聞きになって、1ヶ月ぐらい経ってから「若宮さん、ご一緒にアメリカに行きましょう」と。別に一緒にアメリカに行かなくたって……と思いました。正直言って、私はアメリカがあまり好きじゃなかったので。 (会場笑) 「他の人との約束があるから行けないけど、どうぞよろしくね」と1回断ったんで
私がプログラミングを始めたのは中学校3年生のときでした。父が買ってきたシャープのポケットコンピュータ(PC-1210)でBASICを使うようになったのです。わずか400ステップしか入力できない小さなコンピュータでしたが、それでも自分の命令したとおりに動作するポケコンを見ていると、自分にはなんでもできるようなそんな「万能感」を感じさせてくれました。 それから四半世紀以上たちましたが、私がプログラミングから感じる「わくわく」は少しも減ることはありません。むしろ、どんどん増えているように感じます。長いプログラム経験を踏まえて、いま、感じるのは、 プログラミングは人生だ ということです。プログラムには人生のあらゆる側面が詰め込まれています。文字どおり、人生そのものといってもいい過ぎではないでしょう。……うーん、やっぱり、いい過ぎかな。 プログラミングはスポーツだ 皆さんの多くは若いときにスポーツに
なぜこんな文書を書いたか わたしは Jargon Fileの編集者で、またその他似たような有名文書いくつかの著者なので、しばしば熱心なネットワーク初心者から「ウィザード級の大ハッカーになるにはどうやって勉強すればいいの?」といったようなお尋ねメールを頂きます。でもかつて 1996 年に、こんな大事な問題を扱った FAQ や Web 文書 はみあたらないことに気がつきました。というわけで、これを書き始めました。多くのハッカーがいまやこれを決定版と見なしているし、つまり実際に決定版なんだと思います。でも、この問題について自分が唯一無二の権威だと主張するつもりもありません。気にくわなければ、自分なりのヤツをどうぞ。 この文書をオフラインで読んでいるなら、最新版は次のところにあります。 http://www.catb.org/~esr/faqs/hacker-howto.html なお、この文書の
モテるために電子工作を始めた電子工作ユニット「ギャル電」 みなさんは「ギャル電」をご存知でしょうか?ドンキでarduinoが買える時代が夢という電子工作ユニット、それが「ギャル電」です。ArduinoやRaspberry Piという手軽にプロトタイピングできるデバイスが増えたとはいえ、電子工作ってまだちょっと身近に感じられない人も多いと思います。 そんな垣根を、ブルドーザーで跡形もなく破壊してしまうのが「ギャル電」です。一部界隈では話題沸騰の「ギャル電」、まだ知らないという方も多いと思いますので、今回はそんな「ギャル電」を紹介したいと思います。 ギャル電へのインタビュー記事 過去の「ギャル電」へのインタビュー記事をまとめてみました。全記事読んで欲しいですが、ここでは記事から印象に残ったフレーズを抜粋していきます。それだけで「ギャル電」の特異性やバイブスが伝わると思います。 いまこれまた話題
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