空母の歴史はここから始まった…史上初の甲板から離着陸飛行する貴重な写真 空母(航空母艦)が実戦で登場したのは第一次世界大戦(1914〜1918)ですが、それ以前の1910年に、米国の巡洋艦に仮設甲板を設け、飛行機の離陸に成功しています。 ライト兄弟が初の有人飛行に成功したのが1903年なので、たった7年後の写真ということになります。 空母のひな型ともいえる、初の離陸に成功した巡洋艦「バーミンガム」、着陸に成功した「ペンシルバニア」の写真をご覧ください。 こちらが、巡洋艦「バーミンガム」"USS Birmingham"。ごく普通の巡洋艦です。 仮設の滑走台を取り付けている様子。 ちなみに設計段階から航空母艦として造られたものとしては、日本の鳳翔が最初だそうです。(1922年完成) 甲板の前で記念撮影。 なんだか鳥人間コンテストのような雰囲気。 全体を見渡した写真。 そしてみごと離陸に成功。1