ITmediaの記事などによると、アダルトゲームのインストーラに見せかけたトロイの木馬がP2Pファイル共有ソフト「Share」を通じて出回っているようだ。 ユーザーがゲームだと思ってこのファイルを展開すると、氏名、住所、電話番号、社名、メールアドレス、パスワードなどの入力を促す画面が表示される。ここでだまされて情報を入力すると、自分のPCのシステム情報やデスクトップのスクリーンショットなどと併せて、Webサイト上で公表されてしまうという。 このトロイの木馬によって収集された情報は、「P2Pの違法利用の撲滅」をうたうWebサイト「P3P」内の掲示板(http://p3p.jp/top)に自動的にアップされ、公開されてしまう(該当サイトは現在閉鎖されている)。さらに、 この掲示板に対して削除依頼を行うと「著作権法違反だ、和解金を払え、さもないと裁判を起こす」という旨のメールが来るとのこと。