「研究者人生ゲーム」なるものがある。 参照:“IT研究者人生ゲーム”を研究者が開発 - ITmedia NEWS 昨年中に日本人工知能学会で開発・発売されたというシロモノで、人生ゲームと銘打ちつつ割と複雑なルールと面倒な処理*1を伴う「対象年齢は大学生以上とかですか?」みたいな感じ。 でもこれがなかなか面白い。 ゼミの先生が買ってきたのをゼミ生みんなでプレイしてたんだけど、燃えた燃えた。 クリアに3時間以上費やしたけど、時間の割にだれなかったし。 「人生ゲーム」と銘打つだけあって基本はサイコロ振ってすごろくっぽく進むゲームなんだけど、そこは研究者。 一般のゲームのお金やチップの代わりに、「研究時間」が用いられる。 プレイヤは各々600時間の持ち時間の中から、大学にいることでの固定マイナスや、受け持ちの学生によるマイナス、学会の仕事や授業なんかでのマイナスでどんどん時間がひかれ、差し引き分の
本書を読み終えて、現時点では渡辺明(23歳)という若き竜王だけが、「コンピュータと戦う」それも「一度限りではなく、コンピュータをも真剣に将棋を戦う相手と認識した上で、長期間、お互いに切磋琢磨しながら戦い続ける」という未来を、自分の人生におけるきわめて重要な問題として、本気で自分の問題として考え抜いている棋士なのだ、ということを痛感した。ボナンザとの真剣勝負を終えて、渡辺はそういう時代に生まれた宿命を受け入れ、コンピュータと最後まで戦う決意を固めたように思える。上の世代の棋士にはない切迫感と責任感が、本書の渡辺の言葉の端々から感じられるのだ。 第三章に収録された「ボナンザ開発者・保木と渡辺明との対談」はかなりの緊張感をはらんだものだ。ドキリとしたのはまずはこの部分。保木がこぼした本音 保木 おそらくタイトルホルダーの竜王や名人より北陸先端科学技術大学院大学の飯田先生(弘之・プロ棋士六段)にコ
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