年明けに突然、「打ち合わせに出ろ」と呼ばれて、よくわからないまま、とにかく行ってみると、ニワンゴの役員と検討委員会や未来検索ブラジルの人たち、後に取締役となるひろゆきがいました。そこで、いきなり「社長をやらないか」と。 ニワンゴができる2005年の3月くらいには、「いずれ事業化していきたい」という話は出ていました。そのためには製品としてリリースしなければなりません。それを、ドワンゴとは違うプロジェクトとして法人化しようという話だったのです。法人にするための準備、事業計画などを進めて、夏くらいには準備がある程度できていました。しかし、サービスそのものがまだ納得のいくものではなかったので、ブラッシュアップ期間が続きました。 11月にいったん会社を設立し、サービスインはいつにするかを話し合ったところ、ケータイビジネスの最大カンファレンスである「mobidec(モビデック)」に合わせてサービスロー