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ブックマーク / hamkatsuya.blog104.fc2.com (17)

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ スマートフォン随想

    書くことがパッと出てこないなら書かなくていいやと思っていたら、すっかり間があいてしまった。 さてさて。willcomが半死半生になってしまった昨今。Xperiaにでも乗り換えてしまおうかと思っている。で、スマートフォンの話。 その1:Andoroidマーケット docomoとauが独自のAndoroidマーケットを立ち上げるという話だけれど、これはちょっと上手いアイデアかもしれない。iPhoneはSBの電波がヘチョいところが非常にダメだと思うのだけれど、仕事で考えるともうひとつ、やや難なところがある。結局のところ、素人だろうが趣味で作ったものだろうが、誰でも申請はできて、少なからず通ってしまう点だ。 販促ならまだしも会社で予算立てて収益も上げたいと思うとき、ただでさえ簡単なことではない上に個人や個人とドッコイな小さい会社の膨大なアプリと同じ棚に並んでやっていくというのはけっこう二の足を踏む

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ FlashをHTML5で代替する、とはwebディレクターにとってどういうことか?

    このごろ「HTML5があればFlashは不要」みたいなほとばしった意見を見かけることがある。そうなるかどうか、いつごろそうなるか、という点はよく判らない。どうせ棲み分けしていくんだろうけど、そうなったとして、それぞれの局面でどちらで実装するかディレクターが判断することになるんなら、ちょっと面倒だ。 ここで少し余談。Flashが担っていた部分をHTML5に置き換える理由って色々とあるだろうけど、「オープン性」を挙げている人がiPhoneiPadについて賞賛しているのを見ると、どうにも収まりの悪い気持ちになる。なんで? と言われそうだが。 余談はさておき。「FlashをHTML5で代替する」という可能性について少し違った切り口で考えてみたい。 棲み分けがなされたとして、HTML5でやりましょうとなったとき、では誰にやってもらうのか? というのはちょっと気になる。いやまあ、アサインできる制作ス

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 電子書籍よもやま話とか

    「よもやま」という語感が好きだ。「もょもと」に似てる。いや、逆か。 さて、電子書籍の話題をよく見かけるのでとりとめのない話でも。ただの雑談です。 個人的に今の電子書籍にはあまり期待していない。ケータイで読める書籍と似たりよったりなラインアップばかりだと買う気にはなれない。最低でも「早川書店」「東京創元社」が電子書籍版の発行を始めるまでは。ということは、紙の書籍が滅びかけるその時まで電子書籍端末を買う可能性はあまりない、ということだ。できればその時には「ちくま文庫」「岩波文庫」「講談社学術文庫」も移行していて欲しい。 Amazoneなんかは個人出版、というか個人のAmazoneでのKindle向け委託販売に力を入れたいらしい。これはなかなか可能性がありそうだけれど、そんなこんなで出版社を通しての出版が相対的に減り(出版社が死ぬとまでは思えないけれど)、電子書籍市場での作者による委託販売が主流

    kujoo
    kujoo 2010/02/03
  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 人から少しでも早く返事をもらうための、おまじない

    webディレクターにとっては、人から少しでも早く返事をもらうために粉骨砕身するのも大事な仕事のひとつだ。 そもそも出したメールになかなか返事が来ないなんてのはザラで、その理由も「現在確認中。確認が取れたら連絡しようと思ってた(ら、ずいぶん間があいた)」「忘れてた」「見落としてた」「あえて無視してた」「忙しいので後回しにしてた」などなど多岐に渡る。 と、そんな日々にあって以下の記事を目にした。 相手に負担にならないメール返信の催促の仕方 読んで思ったことはひとつだけ。 「こんなことで返事が来るんなら世話ねーよ。ナメてんのか?」 いやまあ、絶対に来ないとは限らないけれど、困るのはこういう「書けて当然の初歩的な確認メール」で返事が来ない場合だろう。そして、そういう状況は往々にしてある。 と、その後に出てきた記事が以下。 『相手に負担にならないメール返信の催促の仕方』をもうちょっとだけ科学する 挙

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 2010年はまだ投げ遣らない。

    新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 とか書くにはいささか遅いけれど。 2010年1回目は特になにを書くともなくつらつらと。 なんて言うの? おとそ気分? 昨年は「2009年を早くも投げ遣る。」という記事を書いて華々しくスタートした感があるのだけれど、今年はどうだろうか。あ、わざわざ読まなくても平気です。現状の非常に大まかな認識としては1年経ってもそうそうたいして変わってないのだけれど。 個人的にはもう30歳にもなることだし、もう一度就職というか就活してみようかなあ、どうしようかなあ、などと薄ぼんやり思ってみたり。いや、そんな頭頂部に花が咲き乱れたような意識では怒られそうだけれど。っていうかあれだ。「もう一度就活」なんて書き方をすると「実は無職でした!」みたいだ。 今年の流行はなんだろう。「クラウド」はシステム屋さんとかの比重が大きいイメージだからあれだけど、

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 位置ゲーについて考えることを考える

    「位置ゲー」が注目を集めているらしい。当かどうか知らないが。手がけたことはないから勘違いは多々あるだろうが、そういうジャンルのゲームを企画提案する機会が今後ないとも言えないので、ちょっと考えてみたい。考えてみたいとは言ったものの「なにを考えれば良さそうか」についてまとめてみる、と言ったところか。 位置ゲーは「量」「質」大きく分けて二つある。「量」は移動距離、「質」は「どこへ行ったか」という部分がゲームに反映される。もちろん「量と質」のハイブリッドもある。 「量」を反映させるゲームは「質」に比べて開発する際に必要なネタの数が少なくて済む。どこへ行ったかによって、発生させるものを変えなくてもいいからだ。シンプルな例だと移動距離によって何らかのポイントが加算されるシステム。距離とポイントの割り振りさえしてしまえば、「位置ゲー」として考慮する部分はとりあえず出来上がる。 一方で「質」は必要なネタ

    kujoo
    kujoo 2009/12/24
  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ GREEのPC版リニューアルについて

    若干、承前気味な話。 先日、GREEPC版サイトのリニューアルを発表した。リニューアル内容は以下。 ・Twitterライクな「ひとこと」機能の導入 ・ニュースの配信 ・UI刷新 ・カスタマイズスキンの導入 ・アバターゲームPC版サイトでの利用 ・Twitter連動 ・iPhone対応 このうち、「ゲームの導入」「iPhone対応」は時期検討中とのこと。 PCのweb界隈では最後の二つが注目を集めていたようだけれど、まあそれはこの記事ではどうでもいいので触れないから安心して欲しい。みんな、TwitteriPhoneの話は聞き飽きてうんざりだろう? 私も最近はこの二つのフレーズが視界に入っても無駄なバナー広告と同様、深層意識が勝手にスルーして認知してくれないんだ。さすがに飽きた。 さてさて注目したいのはプレスリリース末尾の一文。グリーでは、今後モバイル版のみならずPC版も含め、コミュニ

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ webサービスと法規制

    Twitterでこんな発言を見た babieski reflexアメリカ:とりあえず企業がやってみて、問題があれば法規制をする 日:まず、行政による許認可や規制を作って、その後に世論次第で緩和する この違いは大きい。 転載元記事は なぜ日グーグルのような企業が生まれてこないの? babieさんがどういう意図で転載したのかはわからない。が、元の書き込みをした人はそれ(だけじゃないにしても)が理由だと考えているんだろう。まあコピペっぽいが。 これに限らず大同小異な発言を目にする機会はボチボチある。で、いつも疑問に思うことがある。 Googleの主力サービス中、行政の許認可や規制に引っ掛かって日でできないorできなかったものはあるだろうか? Amazon.jpは何らかの許認可や規制が緩和されたから国内で営業可能になったんだろうか? Facebookは? Twitterは? MSは? Ap

    kujoo
    kujoo 2009/11/06
  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 合意形成のされやすさを重視した企画書

    最近、企画書や提案書を書く際に「合意形成がしやすい」という点を心がけている。あまりたいした工夫でもないんだけど、ちょっとしたポイントみたいなものでも書こうかと。 ・合意形成の重要性 言うまでもないのだけれど、合意形成がなされないものというのはなかなか実現しない。「キミとボク」みたいな小さなユニットだけで完結するならともかく、複数の利害や方針が違う人たちを相手にするなら、それなりに合意形成ができないと「そうはいってもねぇ」「これじゃあ納得してもらえないよ」「ここはどうなってるの?」「そもそもこれは~」とかとか面倒なことになり、それを説得して回る労力が増えるし始動前に頓挫する可能性も高まる。この場合の合意形成に「実行の承認」も含め、「キミとボク」で“キミ”が上長ならそこでも合意形成は欠かせない。 「そんな事なかれ主義はダメだ!」「周囲から反発されるものの中からこそ新のイノベーションが生まれる!

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ けどでもワイアフレームはパワポで作る

    以下はパワポでワイアフレームを作ることを正当化しようという試みである。ただし実際には、関係各者のあいだで特に問題ないならワイアフレームはパワポだろうがFireworksだろうが、台紙にワリバシ貼ろうが、どういう作り方でも構わないと思っている。何が正しいとかいうことはなく、どういう流れでディレクションしているかによって適・不適があるだけだ。 ちなみに、前回の記事でワイアフレームについて考えたことを書こうと思っていたのだけれど、その前段階を一部兼ねて別の話を。 と書いたけれど、特にそんなことはなかった。 さて、というわけで私はパワポでワイアフレームを作っている。他にワイアフレームを作る上で考えられるのがエクセル、画像、PDFだろうか。 考えてみるに、ワイアフレームの役割は二つある。 ・クライアントや上司などの意思決定権者に「どういうページ構成になるか」を理解してもらう ・デザイナーに「どういう

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 「ただのウェブデザイナー」でいいじゃない!

    ワイアフレームについて考えたことを書こうと思っていたのだけれど、その前段階を一部兼ねて別の話を。 ただのウェブデザイナーで終わらないため身に付けておきたい事 という記事を読んだ。論旨としては「デザイン+αを身に付ける」というのが「ただのデザイナーで終わらない武器」であるという結論で、実際にはどういうことか?ということを書いている。箇条書きにすると ・コスト計算がしっかりできる ・しっかりとデザインの説明ができる ・作るを仕事としない だそうな。 ところ変われば…で、このブログでもさんざん書いているけれど、内部制作なのか受託なのか、どういう人員構成なのか、どういう立場から見ているのか、などなど事情によって様相が一変するので、上記の話があてはまるケースもある。 けれど事情が変わればあてはまらない話になる。というわけで、上記記事ではどういう事情(状態)を想定して書かれたものか知らないけれど、「受

    kujoo
    kujoo 2009/09/15
  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 男女席を同じくしないSNS、などなど

    家を出て常駐先へ向かうとき、異変に気付いた。妙に道行く人が少ない。とうとう「その時」が来たか…。とか思ったわけではないし、世間的には夏休みのていなのは知ってるけどね。道理で忙しさが一段落するわけだよ! ということでまあ、そこはかとなく適当な話でも。 このところSNSについて考えていた。というか、SNSのフィルタリングとか規制とか。でまあ、出会い系(性的な意味で)の温床にならないことを最優先に考える場合、一番手っ取り早くてそこそこ効果ありそうな方法は何か。たぶん誰かが言ってるだろうけれど、やっぱり男女別にすることなんじゃなかろうか。男性用は女性の登録お断り、女性用は男性登録お断りってことで。礼記にも「男女七歳にして席同じくせず」ってあるしね。 …と思ったら、女性専用SNSというのはまあまああった。男性専用については…ほとんどない。見たところ2件だけで、うち1件はスパム的なあれで、もう1件はゲ

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 作業着手前の確認事項

    せっかくなのでNAVERのイベントに行ってブログに何か書いてみたかったんだが、最初からどだい無理な話。月曜の19:30に大崎とか。誰も悪くない!誰も悪くない! で、マネタイズハックでの発表内容について思うところがいろいろあるのだが、他人の稼ぎよりまず自分の稼ぎをどうにかしないといけないと思うので、それも書かない。 で、だ。 発注者がすべて作業内容を明記しなければいけないのだろうか というのを読んだ。 前に頼んだSOHOのデザイナーに仕事を頼んだら、依頼内容を決め、社内で決定した資料(どういう配置でどういうコンテンツが来るかの説明)を渡した。しかし、「このページに画像何点必要か、何をもって”1ページとするか”など明記してくれないと、作業範囲が広くてわからない」と言われたので明記し直して発注書を作成した。(これって依頼者がするのだろうか・・。) 今週からスタートするはずだった制作が「出来ない」

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 尊敬されるwebディレクター

    競合サイトについて書くのは次回ということで。前回の記事読んで「そうか、次は競合サイトについて書くのか!楽しみだなあ」とか思ってた人は居ないだろうから、まあ気にすることでもないだろう。 webディレクターというのは、私も含め、ブログで夢も希望もあるようなこと書いてても、実際は漏れなく虐げられた犬のような目をしてアオコのようなオーラをまとった人ばっかなので、「自分も○○さんみたいなwebディレクターになりたい!」というような事はない。というのは冗談で、webディレクターというのは実際には漏れなく気位が高く自分以外のwebディレクターを内心見下しているから、というのも冗談で、最終的な成果物を外から見るだけだと、webディレクターがどんな働きをしたかほとんど見えないせいだ。 たとえばwebディレクターとしてwebディレクターから尊敬されそうなポイントというのは ・調整の難しい状況を打開した ・トラ

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ LingrとRejawサービス終了とか。

    どちらも「そういえばそんなんあったなあ」くらいにしか知らないのだけれど、この件について江島健太郎という代表らしき人が記事を書いていた。 LingrとRejawサービス終了のお知らせ なんか事業が失敗したときの当事者からの音というのはなかなかタイムリーには出てこないので、少しでも誰かの役に立てばいいなと思って書くことにしました。 ということらしい。 で、読んでみたのだけれど、結局のところ失敗した理由としては「人件費が高かった」ということらしい。ピーク時にはフルタイムで4名が働いており、最大で年間5000万円のほど人件費だったとか。一人頭1250万か。月で100万ちょい。アメリカでは(IT系だと思うけれど)人材に払う相場が日の倍くらいあるらしい。けれど、江島さんが紹介している「他三名」の経歴を見るとなかなかのキャリアと実力を持っている、まあスタープレイヤー的な人のようなので、アメリカでの相

    kujoo
    kujoo 2009/05/12
    "どのみち自分+3人のチームがまとめ切れないというのはやや問題があるようにも思うが、江島さんが自分でまとめきれない人を集めてしまったのかな、とも思う" / "今回のことで(~)大きな精神的なダメージを受けている"
  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ webディレクターと言葉の壁

    ※前も似たような話を書いた気がするのだけれど、探しても見つけられなかった。 さて、webディレクターに求められるスキルはの話は様々あって、自分も「webディレクターの最小構成」というのを書いた。で、今日になってそれよりも重要で根的な条件に気付いた。それは「日語に堪能なこと」だ。これは絶対に欠かせない能力。「日語」の部分はアメリカなら英語、インドならヒンディー語(もしくは何らかの公用語)、ブラジルならポルトガル語に置き換えられる。なので「その国の言葉に堪能なこと」と言い換えてもいい。 そもそも自分は、職務がこなせて指名手配犯だったり飛沫感染や空気感染する死亡率の高い病気を患ってたりしなければ、何人だろうが何歳だろうが、とにかくその人の属性はどうでもいい。ただ、webディレクターだけは「日語に堪能」でなければどんな人であれダメだと思う。まあ堪能といっても人生の大半を日で過ごせば自然と

    kujoo
    kujoo 2009/05/06
    "説明するまでも無いけれど、webディレクターは営業を除けば、最も言葉を使う職種だ" Web制作において、ということかな
  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ リリース前はせめて定数増加で、ひとつ

    例えば1年後にユーザ数が100万人になるとしたら、半年後の時点のユーザ数は50万じゃなくて1000だよな?(副題:プラクティカル指数・対数) という記事を読んだ。 nowaが最初に一日の登録数約2000人 x 240日 = 48万人 という計算をしていたそうで、リリース後8ヶ月で約50万人の会員を目標にしていたらしい。それで定率増加は指数的な爆発を生むけど、定数増加は生まない。 という話からユーザ数が増えれば増えるほど、サービスを知っているひとが増えれば増えるほど、登録者数も比例して増える、というメカニズムを作り込むことが、サービスを急成長させるための鍵になる。 となってユーザを呼び込むための施策を考えるときには,それが定数増加ではなく定率増加モデルになっているかどうかを頭の片隅においておくべきだと思う。 となる。ちなみに「定数増加」は一定の数ずつ増えていくこと。「定率増加」は一定の倍数で

    kujoo
    kujoo 2009/04/10
    なんにせよ、人に説明するのに疑問点不安点(候補)をわざわざ盛り込む必要はないよという話、かな? ばっちし説得できる根拠と自信があるなら別、と。 ふつー無いけどw
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